USDC(写真=Circle)

Circleは9月16日(現地時間)、USDCをガス代の支払いに採用したレイヤー1ブロックチェーン「Arc」のメインネットを開始した。Arcはステーブルコイン決済と金融市場向けを主な用途とし、特にエージェントベースの取引を想定している。

Cointelegraphによると、ArcはEthereum Virtual Machine(EVM)互換で、1秒未満のファイナリティを提供する。Circleは、開発者や機関投資家向けに、プログラマブルマネーやグローバル市場、エージェント経済を支えるステーブルコイン中心のインフラと位置付けている。

Arcは、USDC、EURC、JPYC、KRW1、TRYBを含む20種類以上の法定通貨建てステーブルコインに対応する。BlackRockのBUIDLやCircleのUSYCといったトークン化資産もネイティブ対応する。加えて、Circleのクロスチェーン転送プロトコル(CCTP)とゲートウェイを通じ、20以上のブロックチェーンとの相互運用にも対応する。

今回の立ち上げは、2025年10月のパブリックテストネット公開を経て実現した。テストネットにはBlackRock、Goldman Sachs、Mastercard、Visaを含む100社超が参加した。Circleによれば、公開に先立ち8月に提供した非公開メインネットにも、100を超える機関とエコシステム参加者が加わったという。

Circleのジェレミー・アレア最高経営責任者(CEO)は、Arcについて、USDCの立ち上げ以降で同社にとって最も重要なローンチだと述べた。今後はネットワーク運営への参加対象を広げる方針で、2027年には権限証明方式からステーク証明方式への移行案も検討している。

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