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Amazon Web Services(AWS)は10月12日、知能機械の開発を支援するオープンソース基盤「Physical AI Toolchain on AWS」を公開すると発表した。アーキテクチャガイドやデプロイ自動化、サンプルコードを提供し、NVIDIAのPhysical AIスタックと連携して開発ライフサイクル全体を支援する。

同ツールチェーンは、合成データ生成、モデル学習、シミュレーションと検証、エッジデプロイ、継続的改善の5領域をカバーする。現場で取得した機械の運用データを、新たな学習データの生成に再活用できるようにする。

AWSによると、同社基盤を活用してPhysical AIの開発に取り組む企業は増えている。Neura Roboticsは、見て、聞いて、経験しながら学習する認知型ヒューマノイドロボットを開発中で、2030年までに数百万台規模の知能ロボットを市場投入する目標を掲げる。

RealWorldは、Physical AIの主要課題の1つである精密な物体操作に取り組んでいる。工場やサービス現場で、ロボットハンドが人間のように物体をつかみ、回し、扱えるようにするため、81億パラメータのファウンデーションモデルを開発している。

Configは、20万時間超のロボット動作データを収集するデータパイプラインを構築した。生成AIを活用して収集データを多様な学習シナリオへ拡張し、予測しにくい実環境でも機械が安定して動作できるよう支援する。

AWSでインダストリー部門バイスプレジデントを務めるウウェム・ウクポン氏は、「Physical AIは、動かす、建てる、作るといったあらゆる産業に影響を与える分野であり、顧客はこの機会を捉えるため迅速に動いている」とコメントした。

そのうえで同氏は、「顧客からは、イノベーションではなくインフラ構築に過剰なエンジニアリングリソースを割いているとの声があった。そこでPhysical AI Toolchain on AWSを開発した。インフラ構築よりもイノベーションに多くの力を振り向けられるようにしたい」と説明した。

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