XRPが月足チャートで長期の上昇三角形を形成しており、抵抗線とされる3.66ドルを月足終値で上抜ければ、9.49ドルや31.87ドルが次の上値目標として意識される――。ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが7日、こうした見方を伝えた。
報道によると、暗号資産トレーダーのアリ・マルティネスは、XRPの長期チャート上で3.66ドルを重要な節目と位置付けた。
ポイントは、上値抵抗線と下値支持線が収れんする形状にある。XRPは同じ価格帯で上値を抑えられる一方、安値は長期的に切り上がっており、月足では上昇三角形を形成しているという。
マルティネスが示した3.66ドルは、XRPが2025年の上昇局面で付けた高値圏と重なる水準だ。この価格帯は長期シナリオの最初の関門とされ、月足終値で明確に上回るまでは、上昇三角形のブレイクアウトが確認されたとは言いにくいとしている。
同氏のチャートでは、ブレイクアウト後の次の主要水準として9.49ドルを示し、最終的な長期目標を31.87ドル近辺に置いた。ただ、いずれも条件付きの目標で、まずは3.66ドル突破の確認が前提になる。
足元の価格が1.55ドルだとすると、3.66ドルまでの上昇率は約141%。9.49ドルまでは約524%、31.87ドルまでは約1997%の上昇に相当する。ただし、これらは現時点の価格を基にした試算であり、マルティネスが各水準の到達時期や実現確率を示したわけではない。
また、チャート上に併記された0.42ドルと0.11ドルは、足元の価格帯における支持線ではなく、過去の参照水準として示されたものだという。短期的なサポートラインとは分けて見る必要があるとしている。
今回の分析が示すシナリオは比較的明確だ。XRPが現在の水準から上昇して3.66ドルを回復し、さらに月足終値で同水準を維持できれば、その後に9.49ドルや31.87ドルといった価格帯がテクニカル上の上値目標として意識されることになる。現時点では長期の強気パターンが形成されつつある一方で、ブレイクアウトそのものはまだ確認されていない段階だ。