写真=9月16日の少数株主向けオンライン懇談会で人的分割の仕組みを説明するキム・ドヨン氏(Kakaoグループ投資戦略室長兼KakaoX代表内定者、Kakao提供)

Kakaoは10月8日、人的分割に関連して主要子会社の中長期成長計画を公表するほか、少数株主向けのオフライン懇談会を開くと明らかにした。13日にアナリスト向け説明会、20日に少数株主向け懇談会をそれぞれ開催する。

同日公表したIR開催計画によると、13日午後0時30分から「Kakao AIキャンパス」で、証券会社アナリストを対象にオフライン説明会を開く。AI戦略と今後の方向性について質疑応答を行うほか、人的分割に伴う主要子会社の中長期成長計画を説明する。

今回の説明会では、主要子会社の中長期成長計画を独立した議題として扱う点が焦点となる。Kakaoは8月21日の取締役会で、KakaoAIとKakaoXへの人的分割を決議した。日程は、12月17日の臨時株主総会を経て、2027年1月1日の分割完了を予定している。

アナリスト向け説明会は、人的分割の構造や推進の背景に加え、関連子会社の成長戦略を市場に示す場となる見込みだ。分割後の事業運営に対する投資家の理解を深める狙いがあるとみられる。

少数株主向け懇談会は対面形式で実施

Kakaoは20日午後2時から、金融投資協会ブルズホールで少数株主向け懇談会を開く。NH投資証券が後援し、会場でのオフライン開催とカンファレンスコール(電話会議)を併用する。

懇談会では、組織再編に関する主な内容を説明した上で、少数株主との質疑応答を行う。オンライン接続用のリンクは後日、Kakaoの公式サイトに掲載する予定だ。

Kakaoは9月16日にも、少数株主向けのオンライン懇談会を開催し、人的分割の概要や推進背景、期待される効果などを説明していた。今回はそれ以来、約1カ月ぶりの株主向け説明の場となる。

前回はオンライン形式だったが、今回は少数株主と直接対話するオフライン懇談会を設けた。前回の質疑応答を巡っては、事前に整理した質問が中心だったとの指摘に加え、追加の株主コミュニケーションを求める声も出ていた。

Kakaoの労働組合は当時、経営陣が回答した16件の質問のうち14件が会社側で事前に整理した内容で、会場の株主からの質問に対する回答は2件にとどまったと主張し、追加の公開懇談会を求めていた。ただ、Kakaoは今回の開示で、そうした要請と今回のオフライン懇談会開催との関連については言及していない。

今回の少数株主向け懇談会は、12月の臨時株主総会を前に、人的分割を含む組織再編の内容を株主に直接説明する場となる見通しだ。

Kakaoは、2回のIR開催の目的について「主要懸案に関する投資家の理解向上」と説明している。説明資料は各イベント当日、同社のIRサイトに掲載する予定だ。

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