XRP(写真=Shutterstock)

XRPは足元で反落し、反発局面を維持できるかどうかの分岐点に差しかかっている。市場では、出来高の裏付けが乏しいなか、追加上昇には主要な支持線の維持と上値抵抗帯の突破が欠かせないとの見方が出ている。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が7日(現地時間)に報じたところによると、暗号資産アナリストの360Traderは、XRPの上昇シナリオを維持するうえで1.37ドルが重要な水準になると指摘した。

同氏は、出来高が低迷するなかでXRPが日足ベースのトレンドラインを繰り返し試す展開にあるとし、明確な上昇シグナルはまだ確認できていないとの見方を示した。とりわけ、200日指数平滑移動平均線(EMA)と重なる1.37ドルを維持できれば現在の上昇シナリオは保たれる一方、これを割り込めば相場の流れが変わる可能性があると説明した。

短期の支持帯は1.35〜1.45ドル、上値抵抗帯は1.50〜1.55ドルとみている。反発基調を保つには、支持帯で買いが入ることに加え、上値抵抗をこなす力が必要になるという。

他のアナリストも、おおむね同様の価格帯に注目している。アリ・マルティネズは週初め、XRPが4時間足の下降レジスタンスラインを上抜け、上昇局面に入ったと評価した。そのうえで、1.50ドルを上回って定着すれば、1.62ドルまで上昇余地が広がる可能性があるとした。

一方、ChartNerdは、繰り返される上抜け失敗を踏まえ、慎重な対応が必要だと指摘した。主要な支持線を1.45ドル、抵抗帯を1.50〜1.52ドルとし、抵抗帯を突破すれば1.54〜1.62ドルを試す展開が視野に入る半面、1.45ドルを下回れば強気シナリオは弱まると説明した。

需給面では、買い集積を示唆する見方もある。アナリストのCWは、XRPの蓄積指数が4時間足ベースで48期間連続の満点を記録したと明らかにした。レンジ相場で値動きやトレンドの勢いが弱い局面でも、買いが継続的に流入している可能性を示すデータだとしている。

中長期では、ピーター・ブラントが示したカップ・アンド・ハンドル形成の可能性にも注目が集まっている。ブラントは、このパターンに基づく目標価格を約2.16ドルとみている。ただ、パターンはなお未完成で、上昇過程では相応の売り圧力に直面する可能性があると警告した。

アナリストによって細かな水準には違いがあるものの、追加上昇には支持線の維持と抵抗線の突破が必要との見方は共通している。短期的には1.37ドルを維持しつつ、1.50〜1.55ドルの抵抗帯を上抜けられるかが最大の焦点だ。出来高を伴うブレイクが確認されれば、1.62ドルを目指す次の上昇シナリオへの期待が高まりそうだ。

Binanceでは、XRPは1.51ドルで推移し、50日移動平均を6.6%上回っている。一方で、出来高は低水準にとどまっており、日足のトレンドライン近辺では方向感の乏しい値動きが続いている。

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