XRPのイメージ写真。写真=Shutterstock

XRPが調整局面に入り、1.44ドル近辺を維持できるかが当面の焦点となっている。週足ベースでは、現在の戻り局面をエリオット波動上の第2波調整とみる見方が出ており、下値支持を保てるかどうかが次の上昇局面を左右しそうだ。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが10月7日(現地時間)に伝えたところによると、足元の戻りはエリオット波動上の第2波に当たり、上値では1.88ドルが次の抵抗線として意識されている。

週足のXRP/USDチャートにおける基準価格は1.4980ドル。直近高値は1.6992ドル、安値は0.9852ドルだった。週足では、最初の上昇局面がいったん終了し、その後の調整が現在の第2波に当たると整理されている。焦点は、この調整が一時的な押し目にとどまるのか、それとも一段安につながるのかにある。

チャート上の支持帯として示されたフィボナッチ水準は1.5693ドル、1.4446ドル、1.2939ドルの3水準。足元のXRPは上側2水準の間で推移している。短期的には、買いが1.40ドル台半ばを維持し、1.29ドル台までの追加下落を回避できるかが注目点となる。

週足チャートには過去のもみ合い局面も確認されている。価格がすぐに方向感を定めるのではなく、当面はボックス圏での推移が続く可能性もある。一方で、1.2939ドルを下回れば、現在の上昇シナリオではなく、相場全体の波動構造を改めて見直す必要があるという。

上値の目安としては、1.8815ドルが最初の拡張水準とされた。基準価格の1.4980ドルに対して約26%高い水準となる。次の主要な拡張水準は2.9032ドルで、基準価格比では約94%高い。

さらに上の上昇局面は、こうした抵抗線を順に上抜けた後に視野に入る。チャート上の第3波の目標値は4.1046ドルで、基準価格比では約174%の上昇に相当する。その先には7.0790ドルも示されており、現在価格比では約373%高い水準となる。

もっとも、これらの価格帯が直ちに実現するとの見方ではない。XRPはまず第2波の支持帯を維持したうえで、1.88ドル、2.90ドル、4.10ドル、7.07ドルの各抵抗線を順に突破する必要がある。チャートには、第5波後の追加拡張水準として10.1106ドル、18.2275ドル、36.7676ドルも示されているが、いずれも前提条件を満たした場合に限る長期シナリオ上の水準と位置付けられている。

足元で確認すべきポイントは、より近い価格帯にある。まずは1.44ドル近辺を維持し、その後に1.57〜1.88ドルのレンジを再び上抜けることができれば、週足ベースの上昇シナリオを後押しする可能性がある。今回の週足構造が示しているのは、目標価格そのものよりも、支持線の維持と抵抗線の突破という段階的な条件の達成が次の波動に向けた前提になるという点だ。

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