MacBook Pro。写真=Apple

Appleが次期MacBook Proで、2021年以来となる大幅なデザイン刷新に踏み切るとの観測が浮上した。主な変更点として、画面上部のノッチ廃止、筐体の薄型・軽量化、ディスプレイの小幅拡大が取り沙汰されている。

米ITメディアの9to5Macは7日(米国時間)、次期モデルの大きな変更点としてノッチの廃止を挙げた。代わりに、より小型のカメラ用パンチホールを採用し、「Dynamic Island」を取り入れる可能性があるとしている。

マーク・ガーマン氏によれば、ノッチに代わる方式は、外部ディスプレイで採用例のあるパンチホール式カメラに近い形になる可能性があるという。

Appleは2021年、MacBook ProでMacシリーズとして初めてノッチを導入した。今回の刷新が実現すれば、導入から5年で前面デザインを再び見直すことになる。

画面上部の処理が変われば、視認性や使い勝手にも影響を与える可能性がある。ただ、カメラ孔やDynamic Islandが実際にどのような形で実装されるのかは、現時点では明らかになっていない。

筐体についても、現行モデルより薄く軽くなるとの見方が出ている。現行のMacBook Proは高性能を重視した設計で、比較的厚みと重量があるが、新モデルでは携帯性を意識した方向への見直しが進む可能性がある。

もっとも、薄型化がポート削減につながるかどうかは不透明だ。現行世代のMacBook Proは、前モデルで省かれた複数のポートを復活させた経緯があり、再び削減に踏み切れば変更のインパクトは小さくない。現時点でポート構成の見直しに関する確度の高い情報は出ていない。

ディスプレイサイズも、わずかに拡大する可能性がある。今夏に公表されたOmdiaのレポートでは、新型MacBook Proが14.3インチと16.3インチの2サイズになる可能性があるとした。現行の14.2インチ、16.2インチから、それぞれ0.1インチ大きくなる計算だ。

拡大の手法としては、ベゼルをさらに細くして表示領域を広げる案のほか、薄型筐体の中で部品スペースを確保するため、本体外形がわずかに大きくなる案も取り沙汰されている。ただ、設計の詳細を裏付ける材料は乏しく、現時点ではサイズ以外に具体的な情報は限られている。

今回の見直しは、単なる外観変更にとどまらず、MacBook Proの製品戦略にも関わる可能性がある。Appleは近年、性能、ポート構成、ディスプレイ品質を前面に打ち出し、プロ向けノートとしての位置付けを強めてきた。

そのため、新モデルでは薄型・軽量化を進めながら、従来の拡張性や画面設計をどこまで維持するかが焦点となりそうだ。とりわけノッチを廃し、より小さなカメラ孔へ移行すれば、デザイン上の個性と画面活用の両面で転機となる可能性がある。

現時点で観測されている主な変更点は、ノッチ廃止、薄型・軽量化、ディスプレイ拡大の3点に集約される。ポート構成や細部の設計については、製品発表まで不確定要素が残りそうだ。

キーワード

#Apple #MacBook Pro #ノッチ廃止 #Dynamic Island #画面拡大 #薄型軽量化
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.