SKは8日、チェ・テウォン会長がEBS1TV「偉大な授業、グレート・マインズ」シーズン6の初回に出演すると発表した。放送は12日から16日までの5日間で、各日午後11時45分から放送する。テーマは「AIと新しい資本主義、若者」で、AI時代における企業や経済、社会の役割を多角的に論じる。
「偉大な授業」は、過去5年間にわたり、経済学者や哲学者、科学者、芸術家など各分野の碩学を招いてきた講義番組だ。
今回の講演では、経済成長が続く一方で新たな社会課題が相次ぎ、AIの急速な進展が産業構造や雇用のあり方を変えつつある現状を踏まえ、企業・経済・社会が果たすべき役割を取り上げる。チェ会長は、こうした時代には「新たな価値を軸とする資本主義」が必要になると訴える。
第1回では、「社会課題を経済で解決できるか」を起点に議論を進める。チェ会長がこの10年間進めてきた実践をもとに、「新たな価値を軸とする資本主義」の仕組みを検証する。社会課題の解決成果を測定し、それに見合った報酬を与えることで、課題解決そのものを経済活動として成り立たせる構想を示す。若者に向けては、AIを活用して社会課題の解決に取り組む方法も提案する。
第2回では、AIを前提に社会が動く「AIネイティブ社会」をテーマに据える。AIがどこまで進化するのか、汎用人工知能(AGI)の時代がいつ到来するのかはなお不透明だとしつつ、今のうちから備える必要があるとの考えを示す。各国のデータや事情に合ったAIサービスは社会的コストの低減や複雑な課題の解決に役立つとし、「AIエージェント」からAI Cityまで、活用と実証の方向性を示す。
第3回のテーマは「日韓経済連携」だ。世界の経済秩序が急変し、米中対立が深まるなか、韓国が単独ですべての課題に対応するには限界があるとの見方を示す。そのうえで、韓国と日本が経済共同体へと進む道筋を、韓国にとっての新たな選択肢として提示する。エネルギー、AI、ヘルスケア、観光、雇用など、両国が共同で取り組むべき課題にも言及する。
第4回と第5回は、若者との対話形式で進める。AI時代をどう見通し、どう備えてきたのか、自身はAIをどう活用しているのか、20代に戻るなら何に挑戦するかといった問いに、これまでの経験を踏まえて答える。第4回ではAI時代のリーダーに必要な資質や中小企業のAI転換策を、第5回では労働の価値や若者が学ぶべきことを取り上げる。