Cardano(ADA)は、足元の支持帯を維持したまま0.30〜0.40ドルの抵抗帯を突破できれば、長期的に3.10ドル近辺まで上昇する余地がある――。こうしたテクニカル分析を、ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが6日(現地時間)に伝えた。
週足チャートで注目される主要ゾーンは、0.23〜0.27ドルの支持帯と0.30〜0.40ドルの抵抗帯だ。暗号資産アナリストのジアニス・アンドレウは、0.23〜0.27ドルを反発シナリオの出発点と位置付けた。この水準を維持できれば上昇基調は保たれる一方、割り込めば反発シナリオの根拠は弱まるとしている。
最初の関門は0.30〜0.40ドルの抵抗帯だ。ADAがこのゾーンを上抜けたうえで、支持帯として定着できるかが次の焦点となる。アンドレウの示したチャートには、2024〜2025年の高値から続く下降トレンドラインも引かれている。
この下降トレンドラインを突破し、その後の再テストでも下値を支えられれば、長期の下落トレンドが弱まりつつある兆候と受け止められるという。
上値の目安も段階的に示された。最初の抵抗帯を明確に抜けた場合、次の主要目標は0.80ドル。その次の重要な抵抗帯として1.30ドルが意識される。
分析が想定する値動きの経路は、現在のゾーンから0.30〜0.40ドル、次いで0.80ドル、さらに1.30ドルを経て、最終的に3.10ドルを目指す構図だ。3.10ドルは、Cardanoの過去最高値(ATH)近辺に当たるとしている。
もっとも、3.10ドルは短期的な目標ではない。下位の抵抗帯を順に突破し、上昇基調を維持できた場合に限って有効となる長期シナリオだ。
アンドレウのチャートで基準となった0.248ドルから3.10ドルまで上昇した場合、上昇率は約1150%に達する計算になる。
一方、シナリオの無効条件も明確だ。週足終値が0.14ドルを下回れば、この反発シナリオは崩れる。上昇基調を見極めるうえでは、抵抗帯の突破だけでなく、支持帯を維持できるかどうかも重要になる。
短期の値動きも市場の関心を集めている。CoinMarketCapによると、ADAは現在0.2701ドルで取引されている。
直近24時間では1.73%下落したものの、直近1週間では9%上昇、直近1カ月では22%上昇した。週次では持ち直し基調が続いており、市場では次の焦点として、抵抗帯を突破できるかどうかが注目されている。
結局のところ、ADAの方向感を左右するのは支持帯の維持と抵抗帯の突破だ。0.23〜0.27ドルを保ちながら0.30〜0.40ドルを上抜け、その後0.80ドル、1.30ドルを順に回復できるかが、長期反発シナリオの実現性を測るポイントとなる。