XRP 写真=Shutterstock

XRPが長期的に27ドル台まで上昇する可能性があるとのテクニカル分析が浮上した。もっとも、このシナリオの前提となるのは、2027年前後に想定される長期サポートを維持できるかどうかだ。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicは6日(現地時間)、XRPの長期チャートを基にしたフィボナッチ拡張の上値目標として、8.33ドル、13.51ドル、27.03ドルを挙げた。いずれも、現在のチャート構造が今後も維持されることを前提にした試算という。

分析の焦点となっているのは、2018年の高値以降に形成されてきた長期の三角収束だ。XRPは2025年の上昇局面を経て足元では調整局面にあり、下降するレジスタンスラインと上昇するサポートラインの値幅は、2027年に向けて徐々に狭まっている。The Crypto Basicは、この局面でサポートを維持できるかが、その後数年の値動きを左右する可能性があると伝えた。

比較対象として示されたのが、2014年から2017年にかけての値動きだ。当時のXRPは0.03ドル近辺で三角収束に入り、その後およそ3年にわたって高値を切り下げる一方、サポートラインは緩やかに切り上がっていた。

その後、2017年初めに収束局面の終盤で0.005〜0.006ドル台を再テストした後、レジスタンスラインを上抜けて上昇トレンドに入ったという。

当時のチャートで示されたフィボナッチ拡張の水準は、1.272倍が0.13554ドル、1.414倍が0.20895ドル、1.618倍が0.38910ドルだった。XRPはその後、これらの水準をすべて上回り、2018年初めのサイクル高値に向かう過程で2ドルを超えたとされる。

一方、現在の長期チャートで示された拡張水準は8.33ドル、13.51ドル、27.03ドルだ。基準値の1.3838ドルに対して、それぞれ約502%高、約876%高、約1853%高の水準に当たる。

現在のチャートでも、同様の収束パターンが確認されている。2027年前後の0.75〜1.05ドル帯は主要なサポートの再テスト水準とされ、このゾーンを維持できれば、より高い価格帯を目指す上昇シナリオが開ける可能性があるという。

もっとも、過去と似たチャート形状が、同じ上昇局面の再現を保証するわけではない点も併せて指摘した。

当面の注目点は、27ドル到達の可否そのものより、長期サポートを守れるかにある。2027年前後に0.75〜1.05ドル帯で下値を支え、レジスタンスラインを順次上抜けられるかが、長期的な反発を占う条件になるとの見方だ。

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