チャールズ・ホスキンソン氏のイメージ画像。

Cardano創業者のチャールズ・ホスキンソン氏が、暗号資産取引所Geminiに対し、ADAの上場を改めて求めた。Gemini共同創業者のタイラー・ウィンクルボス氏がX(旧Twitter)に投稿した取引所創業11周年の記念投稿に、「List ADA」と返信した。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが10月6日(現地時間)に報じた。

今回の投稿により、Geminiが取扱銘柄を拡充してきた一方で、CardanoのネイティブトークンであるADAをなお上場していない点が改めて注目を集めている。Geminiは現在、Solana、Avalanche(AVAX)、Polkadot(DOT)、Cosmos(ATOM)、Tezos(XTZ)など、主要なプルーフ・オブ・ステーク(PoS)系の暗号資産を取り扱っているが、ADAは含まれていない。

市場の関心は、GeminiがADAを取り扱わない理由に向かっている。Geminiは公式の上場方針として、成熟度、流動性、市場需要、有用性、規制面の検討、サイバーセキュリティリスク、集中度などを評価項目に挙げている。ただ、ADAに関する個別の見解は明らかにしていない。

ホスキンソン氏は2022年12月にも、暗号資産レンディング企業Genesisを巡る問題でGeminiが混乱の渦中にあった時期、ADAを上場しない取引所の破綻や無謀な行動を皮肉る発言をしていた。

同月のSNS上でのやり取りでも、Geminiを意識した発言が続いた。ホスキンソン氏は「ADAはまだGeminiにない」としたうえで、「FTXもADAを上場しなかったので、むしろ良いことだ」と投稿。昨年9月には、Geminiのブース付近で「Wen ADA?」と書かれたプラカードを掲げた写真も公開し、上場を改めて促していた。

2025年には批判のトーンをさらに強めた。インタビューでは、GeminiはADAを扱わない最後の暗号資産取引所だと指摘。さらに、この判断によって過去5年間で約7000万ドル(約105億円)の収益機会を逃したはずだと主張した。競合のBinanceやCoinbaseは、ADA取引を通じて収益を得てきたというのが同氏の説明だ。

今回の「List ADA」という投稿も、同氏が継続してきた上場要請の一環とみられる。Geminiが現行の上場基準を維持するのか、それともADAに関する立場を初めて示すのかが、今後の焦点となりそうだ。

キーワード

#Cardano #ADA #Gemini #暗号資産 #取引所 #PoS #X #上場
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.