Cardano(ADA) 写真=Shutterstock

Cardano(ADA)が長期下落トレンドを上抜け、相場の反転期待が強まっている。アナリストのラッキー・ルチアーノ氏は、ADAが長期の下落局面を脱しつつあり、大幅上昇に向かう準備段階に入ったとの見方を示した。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が6日、伝えた。ルチアーノ氏はADA/USDTの日足チャートをもとに、ADAが放物線的な上昇局面を再び形成し始めていると分析した。数カ月にわたって主要サポート帯近辺で推移した後、足元では長期の下落トレンドラインを上抜けたという。

足元の値動きもこうした見方を裏付けている。ADAは0.27ドル近辺で推移し、直近7日間で約9%上昇した。ルチアーノ氏のチャートでは、短期の目標帯は現在値を約60%上回る水準に設定されている。

次の焦点として市場が注目するのは、0.28〜0.30ドルの抵抗帯だ。ADAは6月に0.1387ドル付近で下げ止まり、その後持ち直し、6日には一時0.276ドル前後まで上昇した。上昇基調が続けば、0.30ドルの再試しが視野に入る。この抵抗帯を明確に上抜ければ、次の目標として0.39ドルが意識される。現在値からみて約40%高い水準だ。

今回の反発は、中長期の下落幅をかなり取り戻す動きでもある。ADAは2025年半ばに1.0165ドル近辺で高値を付けた後、長期下落に転じた。今年6月には0.1387ドルのサポート帯で下支えを確認し、その時点で高値からの下落率は86%に達していた。その後は9月に0.26ドルを回復し、今週は0.2759ドルまで上昇。6月安値からの戻り率は90%を超えた。

テクニカル指標も強気シグナルを示している。TradingViewの日足チャートでは、ADAは50日移動平均線と200日移動平均線を上回って推移している。MACDも強気シグナルを示し、RSIは70に近づいており、上昇モメンタムの強さが意識されている。

もっとも、週足ではサポート維持が重要な条件となる。0.23〜0.27ドルは主要な支持帯とされ、このレンジを保てれば強気基調を維持できる可能性がある。一方で、週足の終値が0.14ドルを下回れば、足元の強気シナリオは崩れる。

上値目標については段階的な見方も出ている。0.30〜0.40ドルの抵抗帯を突破した場合、次の主要目標として0.80ドルと1.30ドルが挙げられた。さらに両水準を上抜ければ、3.10ドルまで視野に入るとの分析もある。

このほか、一部アナリストの間では、ADAの上値目標として5ドルや10ドルに言及する声もある。ただ、追加上昇の可否を見極めるうえでは、まず0.23〜0.27ドルの支持帯を維持しつつ、0.28〜0.30ドルの抵抗帯を突破できるかが当面の焦点となる。

ルチアーノ氏は「私見では、ADAは再び放物線的な上昇に向けて地合いを整えつつある」と投稿した。

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