Xbox Elite Controllerシリーズの次期モデルを巡り、入力機構やハプティクス関連の情報が浮上した。写真=Shutterstock

Microsoftの次期ハイエンドゲームパッド「Xbox Elite Controller 3」とみられる製品の仕様情報が流出した。アナログスティックにホール効果方式またはTMR方式を採用し、ハプティクスも強化される可能性があるとして注目を集めている。

Engadgetが10月6日(現地時間)に報じたところによると、今回の情報は、Microsoftの「Xbox Design Lab」のバックエンドを調べたRedditユーザーの投稿から明らかになった。流出した製品のコードネームは「Edessa」で、「Beatrice」と呼ばれるアクセサリー、もしくはカスタマイズ関連製品とひも付いていたという。バックエンド上には、製品構成に関する記録と16点の3Dパーツモデルが含まれていたとされる。

最大の変更点として挙がっているのがアナログスティックだ。現行のElite Series 2は可変抵抗式スティックを採用しているが、次期モデルではホール効果方式、またはTMR方式のスティックが使われる可能性がある。いずれも磁場でスティックの動きを検知する仕組みで、従来のアナログスティックで繰り返し問題視されてきたドリフトの抑制につながる可能性がある。

ハプティクスの強化も焦点の1つだ。流出情報には、VCAモーターが含まれていたという。一般的な振動モーターではなく、ボイスコイルベースのハプティクスやトリガー振動を採用する可能性があり、実現すればPlayStation 5のDualSenseに近い精密な触覚フィードバックを提供できるとの見方も出ている。

カスタマイズの幅が広がる可能性もある。流出資料には、性能重視の方向パッド、オーディオ用スクロールホイール、複数のフェイスプレート、低摩擦・低騒音スティック、追加パドルなどが含まれていた。トッパーとパドルの組み合わせは27通りに上るとされる。

方向パッドは標準型や十字型、グリップ性を高めた形状などが用意され、パドルも標準型、クラシック型、幅広タイプに分かれるという。製品は「Elite Complete」「Elite Base」を含む4つのSKUで構成され、モーター搭載の有無で細かなモデルが分かれる可能性がある。

もっとも、現時点で今回の流出情報をそのまま公式仕様とみなすことはできない。元のソースファイルはすでに確認できず、一部のRedditユーザーからは、Microsoftがドリフト対策としてホール効果スティックを採用するかどうかを疑問視する声も出ている。ジャイロセンサーが搭載されない可能性を指摘する意見もあった。

発売時期も不明だ。次世代Xboxコントローラーを巡っては、これまでも流出情報や実機販売の兆候が取り沙汰されており、新製品発表が近いとの観測もある。ただ、Microsoftは現時点で正式発表していない。

仮に流出内容どおりに製品化されれば、新モデルはホール効果/TMRスティック、強化されたハプティクス、拡充されたカスタマイズ機能を前面に打ち出し、既存のEliteシリーズとの差別化を図ることになりそうだ。最終的な仕様や製品名、発売時期は、Microsoftの正式発表を待つ必要がある。

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