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Googleは、画像生成・編集AIの新モデル「Nano Banana 2.1」を発表した。画質や編集機能を強化し、最大4K出力や複数の参照画像処理に対応する。開発者向け画像生成APIの料金は前世代比で約半額に引き下げ、GeminiアプリやGoogle検索のAIモード、Google広告、Google AI Studioなどへ順次展開する。

Decryptなどによると、Nano Banana 2.1はテキストからの画像生成に加え、既存画像の編集にも対応する。Googleは、画像品質、マスク指定編集、被写体の一貫性が向上したとしている。

社内評価でも性能改善を示した。テキストから画像を生成するタスクの選好評価では、Nano Banana 2.1のELOスコアは1050で、Nano Banana 2の990、Nano Banana Proの935を上回った。インフォグラフィックの正確性評価でも、Nano Banana 2.1は0.521となり、Nano Banana 2の0.179を大きく上回った。一方で、発表時点では第三者機関による独立評価は公表していない。

編集機能も拡充した。1回の処理で最大14枚の参照画像を扱え、最大4人の人物と10個の物体に対応する。出力解像度は最大4K、アスペクト比8:1のワイド画像も生成可能とした。複数回の編集を重ねても、人物や物体の見た目を維持しやすいようにしたという。

開発者向けには制御機能も追加した。画像生成前に推論レベルを最小から高まで調整できるほか、Google検索やGoogle画像検索を参照し、画像内の人物・物体・出来事に関する情報を照合する設定も可能にした。単純な画像生成にとどまらず、検索ベースで正確性を補う狙いがある。

料金も大幅に見直した。開発者向けAPIの標準1K画像の生成コストは1枚0.0336ドルで、Nano Banana 2の0.067ドルから半減した。4K画像は1枚0.0756ドルとし、従来の0.151ドルより安く設定した。バッチ処理には追加で50%の割引を適用する。標準1K画像を1000枚生成した場合の費用は約33.60ドルとしている。

Nano Banana 2.1は、Google AI Studioのほか、FlowやStitchなどの開発者向けツールにも展開する。一般ユーザー向けサービスに加え、企業や開発者向けの活用拡大も進める考えだ。

Nano BananaシリーズはGeminiの成長にも寄与してきた。初代Nano Bananaは2025年9月、自撮り画像をコレクションフィギュア風の画像に変換する機能で注目を集めた。その後のNano Banana 2では、実在の人物や出来事を描写する際、検索結果を先に確認する機能を導入した。

Googleは「画像生成・編集モデルの最新版であるNano Banana 2.1は、ビジュアルデザイン、マスク指定編集、被写体の一貫性などで従来モデルを幅広く上回り、より自然な画像生成を支援する」と説明している。

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