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ビットコイン現物ETFから8990万ドルの資金が純流出した。直前2営業日続いていた資金流入は止まり、ビットコインが8万6000ドルを下回る中で、ETF市場でもリスク回避の動きが強まった。イーサリアム現物ETFも5営業日連続の純流出となった。

Cointelegraphが6日(現地時間)に報じたところによると、ビットコイン相場の下落を受け、ビットコイン現物ETFの資金フローは再び流出に転じた。

今回の純流出は、10月初旬の直前2営業日で約2億9300万ドルが流入した後に起きた。この期間の総取引高は21億8000万ドルだった。市場では、ビットコイン相場の軟調を受けて、ETFにも防御的な資金移動が広がったとの見方が出ている。

ビットコインは同日、8万5559ドル前後で取引された。2025年10月に付けた過去最高値(ATH)の12万6080ドルと比べ、約32%低い水準にある。過去最高値の更新から1年を迎える直前になっても、なお高値を大きく下回っていることが市場心理の重荷になっているとみられる。

累計ベースでも資金流入の鈍化が確認された。ビットコイン現物ETFの累計純流入額は、過去最高値時点の約613億ドルから5.8%減少し、577億ドルに縮小した。価格調整が長引く中、これまでETFに流入していた資金の一部が流出したとみられる。

イーサリアム現物ETFも軟調だった。この日は約5100万ドルの純流出となり、5営業日連続で資金流出が続いた。この間の累計流出額は2億600万ドルで、累計純流入額は138億ドルとなった。

アルトコイン関連の現物ETFはまちまちの動きだった。Solana現物ETFは930万ドル、Zcash現物ETFは360万ドルの純流出となった。一方、XRP現物ETFの資金フローは横ばいだった。なお、前週金曜日にはXRP現物ETFから330万ドルが流出している。

今回の動きは、ビットコインの価格調整とETFの資金移動が改めて連動した点で注目される。ビットコイン現物ETFは10月初旬の2営業日で資金を集めたものの、ビットコインが8万6000ドルを割り込むと、すぐに純流出へ転じた。加えて、イーサリアム現物ETFはビットコイン現物ETFより長い期間にわたって流出基調が続いており、主要な暗号資産ETF全体でリスク回避姿勢が広がっている。

市場の次の焦点は、ビットコインが過去最高値からの下落幅を縮小できるかどうか、そしてETFへの資金流入が再開するかどうかにある。現時点では、ビットコイン、イーサリアムともに、価格面でも資金フロー面でも明確な反転の兆しは確認されていない。

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