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Anthropicがサイバーセキュリティ向けの検証制度を拡充した。The Informationが6日(現地時間)、同社が「Cyber Verification Program」を再編し、参加者全員に一部のサイバー用途に限って最上位モデル「Mythos」を提供すると報じた。

これまでMythosを利用できたのは「Project Glasswing」の参加者に限られていた。今後はCyber Verification Programの参加者全体に対象を広げる。

Anthropicは従来、Cyber Verification Programを通じて、サイバー攻撃関連の安全制限を緩和したClaudeモデルを提供してきた。

今回の見直しに伴い、同社のセキュリティ向け制度は「防御アクセス」「レッドチームアクセス」「特化アクセス(specialized access)」の3区分となる。Glasswingはこのうち最上位の「特化アクセス」に位置付けられる。

特化アクセスの対象には、重要インフラやソフトウェアの防御に当たる一部機関が含まれる。Anthropicは米政府と連携してGlasswingの参加者を承認しているが、新規参加者の評価基準は公表していない。

防御アクセスでは、オープンソース管理者や大学、個人研究者が、ソフトウェアの脆弱性分析やマルウェアの特定にモデルを利用できる。レッドチームアクセスでは、模擬侵入テストも認められ、新たな脆弱性の発見に活用できる。

The Informationは、今回の制度再編について、z.AIの「GLM-5.3」が初期のMythosと同様に自律的なサイバー攻撃を実行し得る水準にあることを踏まえた対応だと伝えた。

GLM-5.3はオープンウェイトモデルのため、誰でもダウンロードして改変でき、サイバー攻撃向けに作り替えることも可能だという。Anthropicは先週、「誰もが利用できるAIの能力が重要な閾値を超えた」としたうえで、「防御側の人材に向け、最先端モデルへのアクセスをより幅広い機関に広げるべき段階に入った」との考えを示していた。

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