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一般消費者向けのEthereumレイヤー2ネットワーク「Abstract」が、12月15日に運営を終了する。米The Blockが10月6日、報じたと伝えた。

報道によると、Abstractは終了の理由として、成長の鈍化、流動性不足、限定的なDeFiエコシステム、機関投資家への広がりの鈍さを挙げた。ネットワーク上では144以上のアプリが稼働しているという。

Abstractはこれまでに、Red Bull RacingやDisneyなどと提携し、40万人超のユーザーを獲得していた。

一方で同社はX(旧Twitter)への投稿で、「一般消費者向け暗号資産に特化したチェーンは、そのモデル単独では持続が難しいことが明確になった」と説明した。

利用者は終了日までに資産をAbstractの外部へ移す必要がある。期限までに移動しない場合、資産を利用できなくなる恐れがある。

Pudgy Penguinsの親会社であるIglooは、過去18カ月にわたりAbstractへ資金を投じた結果、数千万ドル規模の損失を計上したという。Iglooは2024年7月、Founders Fund主導で1100万ドル超を調達し、Abstractの開発に着手した。Abstractは2025年1月にメインネットを立ち上げた。今後はPudgy PenguinsとPENGUに経営資源を集中する方針だ。

Iglooのルカ・ネッツCEOは、「トークンを発行したり、ICOを進めたりする選択肢もあったが、それはしないと決めた」と述べた。そのうえで、「トークンは需要を生み出す仕組みがあって初めて機能する。確信の持てないトークンを発行するのは、コミュニティの利益にならない」と説明した。

今回の発表は、Paradigmが出資するEthereumレイヤー2「Blast」が「コストが売上高を上回っている」として終了を表明してから、1週間足らずで明らかになった。

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