Bitmine Immersion Technologiesの取締役会議長を務めるトム・リー氏が、米小型株の反発余地に強気の見方を示した。Russell 2000では空売りが極端に積み上がっており、買い戻し主導の上昇が起きれば、小型の暗号資産や出遅れ感のあるアルトコインにも資金が向かう可能性があるという。ブロックチェーンメディアのU.Todayが6日(現地時間)に報じた。
世界のETH供給量の4.9%に当たる600万ETH超を管理するリー氏は、足元のRussell 2000について「圧縮されたバネ」のような状態にあると表現した。
リー氏は、米小型株の持ち直しが、これまで低時価総額の暗号資産の上昇局面に先行するシグナルとして機能してきたとの見方を示した。株式市場の反発が、小型の暗号資産や割安圏にあるアルトコインへ波及する可能性があるとしている。
こうした見方の根拠として、リー氏はJPモルガンの株式戦略データを挙げた。Russell 2000構成銘柄の空売りポジションは99.8パーセンタイル水準に達し、中央値ベースの空売り比率も発行済み株式数の8%を超えたという。
同氏は、伝統的な株式市場で弱気ポジションが極端に偏れば、最終的にショートスクイーズにつながる可能性があると指摘した。空売りの買い戻しが連鎖すれば、株価急騰を招く余地があるとの見方だ。
Fundstratは、米労働市場の指標が軟化すれば、米連邦準備制度理事会(FRB)に対するタカ派圧力が和らぎ、米10年債利回りは5%を下回ると予想した。利回り低下によって市場の流動性環境が改善すれば、資金はまずRussell 2000に向かい、その後、ここ数カ月はビットコイン高の陰に隠れていた低時価総額の暗号資産や出遅れたアルトコインへ広がる可能性があるとみている。
またFundstratは、中間選挙に絡む一時的な圧力があるとしても、年内のS&P 500目標を8200〜8400に据え置いた。第3四半期の1株当たり利益(EPS)成長率が30%に近づくなど、企業ファンダメンタルズは引き続き堅調だと評価した。