Decryptが10月5日(現地時間)に報じたところによると、XRP保有者の上位1%に入るための最低保有量は4万3995XRPまで低下した。XRP価格の軟調推移に加え、XRP Ledgerのアカウント数が増加したことで、上位層の保有構成に変化が生じている。
上位10%、4%、2%、1%の各層では、必要な保有量が総じて下がった。現在のXRP価格を約1.50ドルとして試算すると、上位1%の保有額は約6万7753ドルとなる。
各層の基準は、上位2%が2万1500XRP、上位4%が1万10XRP、上位10%が2091XRP。金額換算ではそれぞれ約3万3110ドル、約1万5415ドル、3221ドルに相当する。
注目されるのは、保有者の増加によって、同じパーセンタイルに入るために必要なXRP数量が減っている点だ。Decryptは、投資家が過去より少ないXRPでも同じ上位層に入れるようになったと伝えている。
XRP Ledgerではアカウント数の増加に伴って保有構成が変化し、一定の上位比率に入るための残高基準も引き下がったという。
上位1%の基準は、この約2年で大きく低下した。2025年には約5万XRPが必要だったが、2026年初めには約4万6521XRPまで下がった。
その後も低下傾向は続き、2026年7月には約4万5000XRP、10月2日時点では4万4000XRPを下回った。4万3995XRP以上を保有するアカウントは8万1993件だった。
2024年1月時点では、上位1%に入るために約6万4077XRPが必要だった。現在の基準は、3年足らずで約31%低下したことになる。
同じ期間に、上位1%に該当するアカウント数は約5万370件から8万1993件へ増加した。
他の層でも同様の傾向がみられる。上位4%に該当するアカウントは現在32万7970件となっている。
上位0.5%に入るには7万9752XRP以上が必要で、現在価格ベースの評価額は約12万2819ドル。この基準を満たすアドレスは4万997件だった。
上位0.2%では、最低保有量は15万6490XRP。評価額は約24万1115ドルで、該当アカウント数は1万6399件となる。
上位0.1%の最低保有量は27万5019XRPで、評価額は約42万3529ドル。この水準以上を保有するアカウントは8200件にとどまる。
最上位の上位0.01%に該当するのは820アカウントで、各アカウントは最低378万4253XRPを保有している。現在価格では約583万ドル規模となる。
Decryptによると、この層には機関投資家のウォレットや取引所のカストディ口座、複数の市場サイクルを経ても大口保有を維持してきた長期保有者が含まれる。
こうした変化は、XRP Ledgerのアカウント基盤の拡大と連動している。XRP Ledgerのアカウント数は2024年初め以降で約63%増加しており、各上位層に入るための必要保有量は全体として低下傾向にあるという。