XRP(写真=Shutterstock)

匿名の大口投資家が、約5300万ドル規模のXRPロングポジションを46日間にわたって保有していることが分かった。足元の含み益は1300万ドルを超えている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが5日に報じた。対象アドレスは「0x31…1434」とされる。

この投資家は8月19日、107万ドルを証拠金として投じ、20倍レバレッジでロングポジションを構築した。ポジション価値は2140万ドルで、約2003万XRPに相当する。参入時のXRP価格は1.0685ドルだった。

翌20日には55万6900ドルを追加で投入し、再び20倍レバレッジで買い増した。追加分のポジション価値は1097万ドルで、規模は約1000万XRP。さらに8月22日には392万ドルを投じたが、この3回目の建玉ではレバレッジを2倍に引き下げた。新たに積み上げたポジション価値は783万ドルで、約500万XRPを追加した計算になる。

一連の取引の結果、ポジション全体は3500万XRP規模に拡大した。平均参入価格は1.1298ドル。証拠金の合計は531万ドルで、全体の実効レバレッジはおよそ10倍となっている。

足元のXRP価格1.516ドルを基準にすると、ポジション価値は5311万ドル。当初のポジション価値3950万ドルと比べ、含み益は約1350万ドルに達する。

値動きが大きい局面でも、この投資家はポジションを手放さなかった。XRPは8月22日に1.6977ドルまで上昇し、この時点でポジション価値は約5940万ドルに膨らんだ。含み益も2000万ドル近くまで拡大したが、その後も保有を続けたという。直近1カ月もXRPは急騰と調整を繰り返したが、ロングは維持された。

清算価格は0.9534ドルと確認された。現在値の1.516ドルを約37%下回る水準に当たる。ただし、清算価格は証拠金の積み増しやポジション調整によって変動する可能性がある。

現在、このアドレスのアクティブなポジションはXRPのロングのみ。一方、現物残高として2050万USDCを保有しており、追加取引に充てられる余力資金とみられる。ただ、これを実際にXRPポジションの拡大に振り向けるかどうかは確認されていない。

今回の動きは、8月中旬以降のXRP反発局面で、大口投資家がレバレッジを活用してポジションを積み増していた実態を示している。初回参入は、7月末から8月中旬まで続いた売り圧力が和らいだ直後だった。その後は価格上昇の局面ごとに資金を追加し、保有規模を拡大した格好だ。もっとも、含み益は現時点では未確定であり、今後のXRP相場次第で増減する可能性がある。

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