Shiba Inuのイメージ(画像=Reve AI)

Shiba Inu(SHIB)は、Solana向けのキャノニカルトークンが公開された直後に反発した。Sunriseブリッジによる流動性移管が相場の押し上げ要因になったとみられ、市場では今後も資金流入が続くかどうかに注目が集まっている。

10月5日付のブロックチェーンメディアU.Todayによると、Solanaへの展開を支援したSunriseブリッジの流動性移管が、SHIBの価格に即座に反映された。

時間足では、発表直後に相対力指数(RSI)で強気ダイバージェンスが確認された。SHIBは0.000055ドル近辺の短期安値から切り返し、0.0000588〜0.0000598ドルの抵抗帯を試した。日次の上昇率は3.89%、週次では2.69%となった。

反発の背景としては、Solanaの低い取引コストが挙げられる。平均手数料は0.000005SOL程度にとどまり、売買回転の速い個人投資家にとって追い風になりやすいという。一方、ERC-20版SHIBの供給量そのものに変化はない。流動性の移管によって取引機会は広がったものの、元のトークンの発行構造は維持されたままだ。

Sunriseでは、PEPEでも同様の動きがみられた。9月18日にSolanaでPEPEのキャノニカルブリッジが稼働した後、価格は48時間で5〜8%上昇し、0.0000036〜0.0000038ドル帯を上抜けた。その後はショートスクイーズが発生し、200万ドル超のショートポジションが清算された。9月21〜22日の高値局面では月初比で最大40%上昇し、時価総額も再び20億ドルを上回った。10月に入ってからは0.0000043〜0.0000045ドル帯へ調整したが、公開前の水準はなお上回っている。

こうした値動きは、Sunriseが資金流入の導線として機能していることを示している。Wormhole NTT標準で配布されたキャノニカルトークンは、JupiterやRaydiumの分散型取引所(DEX)、Phantomウォレット、KaminoのDeFiプロトコルと即時に連携する。大規模なコミュニティを持つトークンがSolanaへ流入すれば、チェーン内の取引量の構成にも変化が及ぶ可能性があるとの見方が出ている。

市場では、既存のSolana系ミームコインとの競争も意識されている。BONKはアジアの一部取引所で上場廃止となった後、取引量が減少した経緯がある。

もっとも、公開直後の過熱感も確認された。Solana系DEXでは偽の流動性プールが大量に出現したという。短期的な価格反応とは別に、実際の取引では正規コントラクトアドレスの確認が引き続き重要になる。

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