Cardano(ADA) 写真=Shutterstock

Cardano(ADA)は4時間足で下降トレンドラインを上抜け、0.269ドル近辺の直近高値を試す展開となっている。市場では、これまで上値抵抗として意識されていた0.258~0.260ドルが、下値支持として定着するかに注目が集まっている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが10月5日(現地時間)に報じたところによると、ADAは下降トレンドラインの上限を突破し、0.264ドルの節目も上回った。CoinMarketCapベースでは0.268ドル近辺まで上昇しており、今回の上昇が一時的な反発にとどまるのか、それとも一段高につながるのかを見極める局面に入っている。

直前の下落局面は、ADAが9月26日に0.265~0.266ドル近辺で高値を付けた後に始まった。その後は戻り高値を切り下げる一方、安値も水準を下げ、価格は2本の下降トレンドラインの間で推移した。この値動きは10月初旬まで続いたという。

流れに変化が見え始めたのは0.243~0.245ドルのゾーンだ。ADAはこの価格帯で下値を固めた後、買いが入り0.250ドルを回復。反発は下降トレンドライン上限まで広がり、その後は上値抵抗線が位置していた0.258~0.260ドルを上抜けた。これにより、それまでの下落基調に変化が生じた。

上値の最初の抵抗帯として意識されるのは、直近のローソク足で上ヒゲの高値が集中した0.267~0.269ドルだ。この水準を明確に上抜ければ、次の節目は0.275ドルとなる。0.264ドルから0.275ドルまでは約4.2%の上昇余地がある。

一方で、上昇基調の継続には押し目での下値支持の確認も欠かせない。市場では、ADAが0.258~0.260ドルを再び試す展開になるかを注視している。このゾーンで下げ止まれば、従来の抵抗線が支持線へ転換したことを示し、今回のブレイクの信頼性を高める可能性がある。反対に同水準を下回り、従来の下降レンジに戻るようなら、短期の強気シナリオは勢いを失う公算が大きい。

さらに下押しした場合、次の支持帯としては0.250~0.253ドルが挙げられる。ここでも買い支えが入らなければ、0.245ドル近辺まで調整が広がる可能性がある。そうなれば、直近のブレイクで得た上昇分の相当部分を打ち消すことになる。

短期的な焦点は、0.258~0.260ドルの支持維持と、0.269ドル近辺の高値を更新できるかどうかにある。ADAは下降トレンドラインを上回ったものの、これだけでトレンド転換と断定するのは尚早だ。押し目で下値の堅さを確認しつつ直近高値を突破できれば、続伸シナリオを裏付ける材料が一段と強まりそうだ。

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