Woori Bankは10月6日、LG Uplusと連携し、金融取引情報と通信データを組み合わせたボイスフィッシング対策を強化すると発表した。AIによる検知情報を不正取引検知に反映し、金融詐欺の兆候をより迅速に捉える体制を整える。
両社は2025年8月、ボイスフィッシング被害の防止に向けた業務協約を締結した。2026年1月からシステム連携の開発を進め、8月27日にはWoori Bankの不正取引検知システム(FDS)と、LG UplusのAIサービス「ixi-O」の検知情報をリアルタイムで連携する仕組みを構築した。
「ixi-O」の検知情報は、LG Uplusが保有するボイスフィッシング関連のリスクデータを活用し、通話中に把握した危険兆候を金融機関側に伝えるもの。Woori Bankはこれに基づき、LG Uplusのデータを反映したFDSの検知ルールを整備した。
両社は次段階の高度化として、情報連携の双方向化も検討している。通信情報をWoori Bank側の金融詐欺検知に活用するだけでなく、Woori BankのFDSが捉えた金融詐欺の疑い情報をLG Uplus側と共有する方向で連携を進める。
Woori Bankの関係者は「両社のデータとシステムを有機的に接続し、より安全な金融環境を構築したい」とコメントした。
著者について