Morgan Stanleyの現物ビットコイン上場投資信託(ETF)「MSBT」の保有量が1万519BTCに達し、保有額は10億ドルの大台に迫っている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが10月5日(現地時間)に伝えた。オンチェーン分析企業Arkhamによると、MSBTの保有額は約9億386万ドル(約1356億円)と推計される。4月の上場から約5カ月で残高を大きく積み上げた格好だ。
Arkhamは、最新の買い付け後にMSBTの関連ウォレットで約1万519BTCを確認したとしている。ウォレットベースで集計した保有資産の価値は約9億386万ドルに上るという。
市場で注目されているのは、保有残高の積み上がりの速さだ。Arkhamは、Morgan Stanleyが積極的にビットコインを買い増しており、その結果として保有量が急速に増えているとみている。
このペースが続けば、MSBTの保有額は今月中にも10億ドルに到達する可能性があるとの見方が出ている。
MSBTは今年4月、ニューヨーク証券取引所傘下のNYSE Arcaで取引を開始した。上場から日が浅いことを踏まえると、足元の保有規模は、初期の資金流入と買い付けの進捗が速かったことを示している。
保有量をオンチェーンで追跡できる点も、市場の関心を集めている。Arkhamはファンド立ち上げから1週間以内に関連アドレスを特定しており、市場参加者はMSBTのビットコイン保有量や保有資産の動きをほぼリアルタイムで追える状況にある。
こうした中、MSBTは現物ビットコインETF市場で存在感を急速に高めている。上場から約5カ月で10億ドル近いビットコインを積み上げたことで、今後は10億ドル突破の時期と、その後も買い増しが続くかどうかが次の焦点となりそうだ。