XRP 写真=Shutterstock

XRPが長期の下降パターン上限を試す局面に入るかどうか、市場の関心が高まっている。ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」は5日、反発基調が続けばXRPが3.50ドル前後のレジスタンスラインを試す可能性があり、明確に上抜けた場合のテクニカル目標値は6ドルになると報じた。

足元では、XRPは2025年以降続く長期の下降パターンの中で持ち直しの動きを見せている。8月19日に始まった回復を受け、上限の抵抗線を再び試す余地が広がっているものの、現時点ではブレイクを断定できる段階ではないという。

XRPは2026年8月の安値0.98ドルから1.51ドルまで上昇し、54%超反発した。ただ、上限のトレンドラインが位置する3.50ドル近辺まではなお距離がある。

問題となっているのは、上辺がほぼ水平で、下辺が徐々に切り下がることで値幅が広がる下降拡大型のパターンだ。下落トレンドの終盤に現れた場合、強気シグナルとして受け止められることがある。

XRPは2024年11月の急騰後、この構造を形成し始めた。ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利への期待が高まる中、価格は2024年11月の0.50ドルから2025年1月にかけて3.40ドルまで上昇。この高値圏が、その後の水平上限線と重なる形になった。

その後、XRPは2025年4月に1.60ドルまで下落し、初めて下限のトレンドラインを試した。この局面では押し目買いが入り、価格は再び上昇。最終的には3.66ドルまで買われ、史上最高値を更新した。

もっとも、3.66ドル近辺では上限のトレンドラインが再び意識され、上値を抑えられた。

続いてXRPは約3.00ドルから2026年8月の0.98ドルまで、およそ67%下落した。この過程で下限トレンドラインを再テストし、そこから反発したことで、下値では改めて買い需要の強さが確認された格好だ。

一方で、上限突破にはなお大幅な上昇が必要となる。上限トレンドラインは3.50ドル近辺にあり、1.51ドルから同水準に到達するには、さらに131%の上昇が必要になる。

足元の価格水準を踏まえると、3.50ドルに到達する前にいったん調整を挟む可能性もある。

今後の最大の焦点は、3.50ドルのレジスタンスを突破できるかどうかだ。この水準を明確に上抜け、パターン上の強気転換が確認されれば、次の目標値は6ドル前後と試算される。

この目標値は、パターン内で最も広い値幅を基準に算出したものだ。上限の3.50ドルと最安値0.98ドルの差である2.52ドルを、ブレイク水準に加えている。

XRPが6ドルに到達すれば、史上最高値を再び更新するだけでなく、3.50ドルのブレイク水準を約7割上回る計算になる。

当面は、反発基調を維持できるかに加え、これまで2度にわたって上値を抑えてきた3.50ドル前後を突破できるかが焦点となる。3.50ドル近辺での攻防が、次のトレンドを占う重要なポイントとなりそうだ。

キーワード

#XRP #暗号資産 #ブロックチェーン #テクニカル分析 #レジスタンスライン #チャート分析
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.