写真=StriveのXより

資産運用会社Striveは10月5日(現地時間)、ビットコイン2000BTCを追加取得した。累計保有量は2万9462BTCに拡大し、上場企業の保有量ランキングで5位となった。年末までに2位へ浮上することを目標に掲げている。

ブロックチェーンメディア「Cryptopolitan」によると、取得額は1億6900万ドル。Striveにとって過去3番目の規模となるビットコイン購入だという。

今回の開示を受け、Striveの累計保有量は2万9462BTCとなった。10月5日時点の上場企業ランキングでは5位に付けている。

Striveを上回るのは、Strategyの84万8000BTC、Tetherの支援を受けるTwenty Oneの4万3514BTC、MetaPlanetの4万4000BTC、MARAの3万5577BTC。Striveは年末までにこれらを追い抜き、2位に浮上することを狙う。

一方、同時期のStrategyの取得ペースは相対的に鈍かった。マイケル・セイラー氏が率いるStrategyは、10月1日から4日にかけて334BTCを約2870万ドルで取得した。平均取得単価は8万5838.80ドルだった。

これにより、Strategyのビットコイン保有量は84万8000BTCに増加し、従来の記録を更新した。

10月初旬の取得規模の差も大きい。Striveの2000BTCの取得は、同時期にStrategyが取得した数量の約6倍に当たる。

Striveは直近でも大口の週次購入を続けている。9月21日には1億770万ドルを投じ、平均7万9475ドルで1355BTCを取得。8月末には1800BTCを買い増しし、その後も469BTCを追加取得して、累計保有量は2万5000BTCを超えた。

資金調達手法にも違いがある。Strategyは今回の2870万ドルの取得資金のうち1570万ドルを、MSTR株9万2894株の売却で調達した。残る1300万ドルには、手元のドル建て資金を充てた。

その一方でStrategyは、ビットコインの追加取得よりも優先株の買い戻しに多くの資金を配分した。STRC優先株74万634株を7370万ドルで買い戻したほか、前週にも同目的で1億260万ドルを投じた。

Strategyは、9月30日締めの四半期について、デジタル資産保有に伴う利益を209億1000万ドルと見積もった。ただ、足元ではビットコインの追加取得よりも、優先株の買い戻しと配当原資の確保に資金配分の軸を置いているという。

これに対しStriveは、別ルートで取得余力を広げている。変動金利のシリーズA永久優先株「SATA」を中心に資金を集めており、この商品の名目価値は10億ドルを超えた。

普通株と連動したワラントの行使でも、総額約2120万ドルの収益を確保した。9月の購入が行われた週ベースでは、SATAがStriveの調達資金全体の57.7%を占めた。

上場企業によるビットコイン保有を巡る競争は、単純な保有量だけでなく、取得ペースや資金調達手法の違いにも焦点が移っている。最大保有企業のStrategyが首位を広げる一方、Striveは積極的な週次購入でMetaPlanet、MARA、Twenty Oneを追っており、年末までに2位目標を達成できるかが注目される。

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