分散型金融(DeFi)プロトコルのBalancerコミュニティは、プロトコルの段階的終了を定める提案「BIP-928」を可決した。既存プールは10月30日まで通常運用を続け、その後は出金専用に移行する。V3ボルトは11月30日に停止する。
BalancerがXに投稿した内容によると、コミュニティはプロトコルを秩序立てて終了するためのBIP-928を承認した。一方、プロトコルをフォークして継続する案「BIP-929」は否決された。
既存プールは10月30日まで通常どおり運用する。パートナーは10月16日までV3プールの運用延長を申請でき、延長対象に指定されたプールは11月30日まで稼働を続ける。
10月30日以降は、スマートコントラクトの仕様上対応可能なプールを出金専用に切り替える。同日、バグバウンティプログラムも終了する。V3ボルトの停止日は11月30日となる。
BAL保有者は2027年5月末からBALをバーンし、保有比率に応じてトレジャリー資産を受け取る予定だ。tetuBAL保有者には、ロックした資産の50%に相当するBALが支払われる。
Balancer Labsはこれに先立ち、3月のハッキング被害を受けて法人を解散する方針を明らかにしていた。今回の決定の直接のきっかけは、2025年11月3日に発生したハッキング事件だという。Balancer v2プールのスワップロジックの丸め処理の欠陥を突いた攻撃により、複数のチェーンで約1億2800万ドル(約192億円)が流出した。
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