Tossを運営するViva Republicaは1日、Jeju Bankと提携し、個人事業者向け融資比較サービスを拡充すると発表した。Jeju Bankの小規模事業者向け信用評価体系(SCB)を活用した信用融資商品をTossで独占掲載するほか、今後は代替信用評価モデル「Toss Score」も審査に段階的に導入する。
両社は、個人事業者向けの金融包摂拡大に向けた戦略的業務協約(MOU)を締結した。
今回の協約により、Jeju Bankの個人事業者専用商品「成長指数 包摂金融2.0 社長向け信用融資」は、融資比較プラットフォームではTossが独占掲載する。同商品は、Jeju Bankが今年3月から運用してきたERPデータベースの代替信用評価モデルに、金融委員会が導入した成長指数を組み合わせたものだ。
SCBは、売上高や業種、商圏といった非金融情報を活用し、個人事業者の成長性を評価する信用評価体系だ。Jeju Bankは地域銀行で唯一、SCBの試験運用に参加しており、これを実際の個人事業者向け融資商品に適用している。
両社は今後、Tossが保有する代替データと「Toss Score」をJeju Bankの審査体系に段階的に組み込む計画だ。従来の金融取引履歴だけでは評価しにくかった個人事業者の返済能力や成長可能性を審査に反映し、金融アクセスの拡大につなげる狙いがある。
このほか、決済・金融サービス分野での技術協力や、個人事業者向けの共同マーケティングも進める。済州地域経済の活性化でも連携する方針だ。
キム・ギュハToss副代表は「Jeju Bankとともに、個人事業者の金融アクセスを広げていく」とコメントした。