Chainlink(LINK)が6月の安値から2倍超上昇し、年初来でプラス圏に浮上した。一方、XRPもこの3カ月で持ち直しているが、年初来ではなおマイナス圏にとどまっている。
ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが29日(現地時間)に報じたところによると、LINKは足元で24時間比9%高の15ドル前後で推移している。年初来では22.3%高、直近90日では108%上昇しており、主要暗号資産の中でも戻りの強さが目立つ。
LINKは2026年初に約12.19ドルで始まった後、6月には7.02ドルまで下落した。その後は上昇基調を強め、年初来の下落分を埋めた。
これに対し、XRPは戻りの勢いでLINKに見劣りした。現在は1.50ドル前後で推移し、24時間比では1.7%高、直近90日では44%上昇している。ただ、2026年初の水準と比べると、なお18.35%安い。
XRPも6月安値からは大きく切り返した。2026年初は約1.84ドルだったが、6月にはBithumbで0.93ドルまで下落。その後、8月には1.70ドル前後まで戻したものの、再び弱含み、足元では1.50ドル近辺で推移している。The Crypto Basicは、両資産とも回復しているものの、LINKの上昇の勢いがより強いと伝えた。
市場では、LINKが年初の価格水準を上回った一方、XRPはまだ回復し切れていない点に関心が集まっている。XRPが年初来の下落分を埋めるには、1.50ドルからおよそ1.85ドルまで上昇する必要があり、足元の水準からは約23.3%の上昇余地が必要になる。
もっとも、両資産が同じ値動きをたどるとは限らない。LINKとXRPでは需要構造や流動性、市場での取引活発度が異なるためだ。The Crypto Basicも、LINKの回復がそのままXRPの同様の値動きを意味するわけではないと指摘している。
こうした違いを背景に、両コミュニティの対抗意識も改めて意識されている。LINKが相対的に強いパフォーマンスを示すなか、XRP側では同程度の反発が続くかどうかに期待が集まる。当面の焦点は、短期的な反発そのものよりも、XRPが年初水準を回復できるだけの上昇モメンタムを確保できるかどうかだ。