写真=KT提供

KTは9月29日、国家情報院が主催する国際サイバー訓練「APEX(Allied Power Exercise)2026」に参加し、実践的なサイバー防御力を強化したと発表した。米国などが加わる連合チームの一員として、デジタル・フォレンジックやインシデント対応を担った。

APEXは、国際的なサイバー安全保障協力の強化を目的に2024年に始まった訓練。今回は9月16日から18日にかけて実施され、米州、欧州、インド太平洋地域の23カ国が参加した。

KTのレッドチームは、米国の政府機関に加え、ラトビア、リトアニアと組んだ連合チームに参加した。訓練では、リアルタイムでのインシデント対応、デジタル・フォレンジック、システムのセキュリティ強化を担当した。

連合チームは、5G通信網を含む重要インフラの防御、Linuxシステムの脆弱性点検、電力・通信サービスの継続性確保、インシデント対応などに取り組んだ。KTは特に、デジタル・フォレンジックとインシデント対応の分野で専門性を確認したとしている。

KTはこのほか、NATO(北大西洋条約機構)サイバー防衛センターが主催する国際サイバー防衛訓練「Locked Shields 2026」にも、韓国・ハンガリー連合チームとして参加した。衛星通信インフラやサーバー、Webサービスの防御を担当したという。

同社は、こうした国際訓練で蓄積した経験を実際のセキュリティ運用に生かす方針だ。AIベースの脅威検知やセキュリティ分析の能力強化も進める。

KT情報セキュリティ室長のイ・サンウン専務は「グローバルなセキュリティ機関や専門家との協力を広げ、最新の攻撃手法への対応力を高度化することで、国の基幹通信インフラと顧客情報を安全に守っていく」とコメントした。

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