Bitcoinは2026年第3四半期(7〜9月)に約43.5%上昇し、第3四半期としては過去2番目の上昇率となる公算が大きくなった。
ブロックチェーン関連メディアのU.Todayが27日付で報じたところによると、この上昇率は2017年第3四半期の80.41%高に次ぐ水準という。
Bitcoinは7〜9月に約43.5%上昇した。これまで第3四半期の上昇率で2番目だった2013年の40.6%をすでに上回っており、足元では8万4100ドル前後で推移している。
今回の上昇は、上半期の軟調な値動きとは対照的だ。Bitcoinは第1四半期に22.2%下落し、第2四半期も14.09%下落した。第3四半期を43.5%高で終えれば、2四半期連続の下落に歯止めをかけることになる。
今年の第3四半期のパフォーマンスが注目されるのは、例年の傾向と比べても強さが際立っているためだ。CoinGlassによると、Bitcoinの第3四半期の平均リターンは8.73%、中央値は2.29%にとどまる。集計対象となった14回の第3四半期のうち、上昇で終えたのは8回で、第3四半期は総じて強い時期とは言いにくい。
実際、直近数年を見ても第3四半期の上昇率は限定的だった。2021年は25.01%高、2020年は17.97%高、2025年は6.31%高だった一方、2024年の上昇率は1%未満にとどまった。逆に、2014年は39.74%安、2019年は22.86%安、2023年は11.54%安だった。今年の43.5%高は、平均の8.73%を大きく上回る異例の水準といえる。
市場の関心はすでに第4四半期へ向かっている。CoinGlassのデータでは、Bitcoinの第4四半期の平均リターンは77.07%と四半期ベースで最も高く、中央値も47.73%と高水準だ。集計対象となった13回の第4四半期のうち、8回は上昇で終えた。
過去の年末ラリーも第4四半期に集中している。2013年には479.59%、2017年には215.07%、2020年には168.02%それぞれ上昇した。2015年は81.24%高、2016年も58.17%高だった。
もっとも、第4四半期が常に強いわけではない。2018年第4四半期は42.16%下落し、2025年第4四半期も23.07%下落した。2014年、2019年、2022年も第4四半期はマイナスで終えている。
足元のBitcoin市場では、上半期の弱さの後に第3四半期で大きく切り返した点と、統計上は高いリターンが期待されやすい第4四半期を控えている点が意識されている。ただ、過去の平均値が高いからといって毎回上昇が約束されるわけではなく、第3四半期の反発基調が年末まで続くかどうかはなお見極めが必要だ。
今回の値動きは、これまで相対的に弱い時期とみられてきた第3四半期に、Bitcoinが例外的な強さを示した点で意味を持つ。同時に、変動の大きい第4四半期を前に、今後の相場展開を占う上での重要な手掛かりにもなりそうだ。