画像=Cardano(ADA)

Cardano(ADA)が主要レジスタンスを試す局面に入る中、アナリストのダン・ガンバデルロ氏は、現時点で見限るのは早計だとの見方を示した。テクニカル面で現在のパターンを上抜ければ、0.40ドル(約60円)まで上昇する可能性があるとしている。

米ブロックチェーンメディア『The Crypto Basic』が22日(現地時間)に報じた。同氏は、ADAが重要なテクニカル上の節目に接近していると指摘。主要レジスタンスを突破できるかが、次の値動きを左右するとの見方を示した。

ADAは週初、暗号資産市場全体の持ち直しに歩調を合わせて上昇し、一時0.23ドルから0.25ドル前後まで値を戻した。ここ数カ月の大幅下落を経た反発局面にある。

市場では、Cardanoが過去の上昇モメンタムを取り戻せるかを疑問視する声も出ていたが、ガンバデルロ氏はこれとは異なる見方を示した。

同氏が注目するのは、0.241ドル近辺のレジスタンス帯だ。公表したチャートでは、この水準が直近まで上値を抑えてきた上昇トレンドラインと重なるポイントとされる。直近のローソク足はこのトレンドラインを上回っており、買いが一段上の価格帯を試していると分析した。

テクニカル指標にも改善の兆しがある。ADAは0.14ドル近辺の安値から明確に反発し、安値を切り上げる動きを見せた。青の移動平均線も上向きに転じ、足元の価格を下回る位置にあることから、短期的なモメンタム改善のシグナルになっているという。

一方で、赤の長期移動平均線はなお高い水準で下向きが続く。反発基調を強めるには、このレジスタンス帯を安定的に上抜けられるかが焦点になるとしている。

同氏は、現在のテクニカルパターンを上方向にブレークした場合、ADAが0.40ドルまで短期間で上昇する可能性があると予想した。足元の0.24603ドルからみると、約62.58%高い水準となる。ADAが最後に0.40ドル近辺で取引されたのは2026年1月だった。

今回の強気見通しは、ガンバデルロ氏が6月、Cardanoエコシステムのガバナンス危機を受けてADAの保有比率を引き下げていた経緯もあり、市場の注目を集めている。当時は保有分の一部をSUIに振り向けたことを明らかにしていた。

その後もADAを追加で売却した一方、保有の一部は維持していると説明している。具体的な保有規模は開示していない。

市場データも足元の反発を支えている。ADAは直近7日で約31%上昇し、時価総額は90億2000万ドル(約1兆3530億円)となった。

もっとも、この反発がそのままトレンド転換につながるかはなお見極めが必要だ。安値圏から持ち直しているものの、0.40ドル再挑戦の可能性を高めるには、まず目先の主要レジスタンスを明確に突破できるかが鍵を握る。

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