Shiba Inu(SHIB)が、数カ月にわたって上値を抑えてきた長期の抵抗線を突破した。長期移動平均線も突破しており、短期的な反発にとどまらず、トレンド転換につながるかが注目されている。一方で、取引所への流入増は引き続き重荷だ。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが21日(現地時間)に報じたところによると、SHIBは足元で0.00000571ドル前後で推移し、一時は0.00000579ドルまで上昇した。
市場で意識されているのは、日足チャート上の長期移動平均線だ。この線はここ数カ月にわたり低下基調が続き、SHIBの戻り局面では一貫して上値抵抗として機能してきた。
足元では短期トレンドにも改善の兆しが出ている。SHIBは0.00000505〜0.00000525ドルに集まる短期移動平均線の上で推移しており、各移動平均線も上向きに転じ始めた。相対力指数(RSI)は60を上回ったものの、過熱圏には達しておらず、なお上昇余地を残している。
出来高も直近の上昇局面で増加した。ただ、過去の急騰時に見られたような極端な膨らみには至っていない。
一方、需給面では取引所への流入拡大が警戒材料となっている。取引所保有量は0.14%増、純流入は1.06%増だった。総流入は0.86%増、流出も0.73%増となったが、とりわけ取引所への平均流入(7日移動平均)が24.12%急増した点が重く見られている。
テクニカル面での焦点は、0.00000560〜0.00000570ドルの水準を日足終値ベースで維持できるかどうかだ。この水準に定着できれば、次の上値メドとして0.00000600ドルが意識される。その先では、直前の急騰局面で付けた0.00000620ドルが次の抵抗線となる可能性がある。
逆に、今回の上抜けを維持できなければ、0.00000540ドルのサポートが再び試される公算が大きい。ここを下回れば、0.00000500〜0.00000520ドルに短期移動平均線が集中するゾーンが、より強い下値支持として機能する可能性がある。
今後のSHIBの短期的な方向感は、長期移動平均線の上で値固めを進められるかどうかに加え、取引所流入の増加による需給悪化を吸収できるかに左右される。長期抵抗線の突破を一時的な反発で終わらせず、トレンド転換につなげられるかが次の焦点となる。