写真=Shutterstock

AMDとIntelが、x86 CPU向けAI開発の環境整備で協調する。HotHardwareが23日(米国時間)、両社がPyTorch最適化技術をオープンソースのoneDNNに集約し、開発者が両社のCPUで共通のソフトウェア基盤を使えるようにすると報じた。

今回の取り組みでは、AMDが自社の最適化技術「ZenDNN」をIntel主導のoneDNNに組み込む。これにより、開発者はCPUごとにAI処理を個別最適化する負担を減らせる見通しだ。

HotHardwareによると、oneDNNはPyTorchにおけるx86向けアクセラレーションの標準的なオープンソース基盤としての位置付けを強めることになる。

両社はあわせて、行列乗算を高速化する次世代x86命令拡張「AI Compute Extension(ACE)」の共同開発も進めている。ACE対応機能は、今後のoneDNNアップデートに盛り込まれる予定だ。

こうした協力の背景には、Armベースの競合各社の攻勢があるとみられる。

NVIDIAは最近、Blackwell GPUとGrace CPU、最大128GBの統合メモリを備えたRTX SparkノートPCを投入した。AIエージェント市場を見据え、Vera CPUの展開拡大も急いでいる。

AppleのMac miniとMac Studioも、ローカルAIモデルやAIエージェントを動かす小型コンピュータとして存在感を高めている。

AMDとIntelはサーバー市場で激しく競合している。一方で、Arm陣営にシェアを奪われるよりも、x86が主導権を維持する方が両社にとって重要だとHotHardwareは伝えている。

キーワード

#AMD #Intel #x86 #AI #PyTorch #oneDNN #ZenDNN #ACE #Arm
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.