AIエージェント向けクラウドを開発するスタートアップのDaytonaが、シリーズBで6000万ドル(約90億円)を調達し、評価額10億ドル(約1500億円)でユニコーン入りした。TechCrunchが23日(現地時間)に報じた。
報道によると、今回のラウンドはFirstMark Growthが主導した。FirstMarkは、2026年2月に実施したシリーズAラウンド(2400万ドル、約36億円)も主導していた。
これにより、Daytonaの累計調達額は9100万ドル(約137億円)となった。
今回の資金調達には、著名テック企業の創業者や経営幹部もエンジェル投資家として参加した。Qualcomm Ventures、Samsung Next、Okta Venturesも出資している。
設立3年目のDaytonaは、長時間にわたり動作するAIエージェント向けのクラウド基盤を開発している。
同社は、AIエージェントには従来のソフトウェアとは異なるインフラが必要だとみている。
創業者のイバン・ブラジン氏はブログで、「エージェントは、従来の常時稼働型サービスとは動作のしかたが異なる」と説明。その上で、「短時間のタスクを都度、数千件単位で実行するため、それに適したクラウドが必要になる」と強調した。
同氏によると、Daytonaのクラウドでは、各エージェントが専用のコンピューティング環境を持てる。Daytonaのプラットフォーム上で、Linux、Windows、macOSの独立した実行環境やGPUを利用できるという。
著者について