Cardano(ADA、写真=Shutterstock)

Cardano(ADA)は、0.21~0.22ドルの長期上昇トレンド線を維持できれば、0.50ドルまでの反発余地があるとの見方が出ている。上値では0.24ドルと0.28ドルが主要な抵抗線となる一方、下振れ時には0.19ドルや0.17ドルが下値の目安として意識されている。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が10月21日(現地時間)に報じたところによると、市場アナリストのアルトウルフは、ADAの日足チャートを基に、Cardanoにはなお上昇を試す余地があると分析した。

アルトウルフは、Cardanoが昨年7月の安値である0.14ドル近辺を起点とする上昇トレンド線に沿って推移してきたと指摘した。チャート上では、ADAはこの支持線付近に接近するたびに複数回反発しており、調整局面でも買いが入りやすい構造が維持されてきたことを示しているという。

今回の焦点も、この上昇トレンド線が引き続き支持線として機能するかどうかにある。Cardanoは10月の高値である0.28ドル近辺から下落し、足元では0.21~0.22ドル帯まで水準を切り下げた。アルトウルフは、ADAが0.50ドルを目指す展開もあり得るとみる一方、その前提として主要支持線の維持を挙げた。

短期的な上値の関門は2つある。まず0.23~0.24ドル帯で、Cardanoは今月、この水準で売り圧力に押された。この価格帯を明確に上抜ければ、地合いの改善とともに10月高値の再試しへの期待が高まりそうだ。

次の節目は0.28ドル帯だ。今月上旬にもこの近辺で上値を抑えられており、ここを突破できるかが一段高に向けた分岐点になる。

もっとも、これらの抵抗線を超えたとしても、0.50ドル到達がすぐに現実味を帯びるわけではない。現在値の0.2244ドルからみると、0.50ドルに達するには122.81%の上昇が必要となる。Cardanoが最後に0.50ドルで取引されたのは2025年11月だった。

一方で、弱気シナリオも出ている。暗号資産アナリストのトニーは、Cardanoが0.23ドルの抵抗線突破に失敗した場合、0.19ドルまで下落する可能性があると指摘した。アリ・マルティネスも、弱気のスーパートレンド指標に加え、クジラの保有動向が比較的安定していることを踏まえ、下落が進めば0.17ドルまで押す可能性に言及している。

目先の方向感は、0.21~0.22ドルの支持線を守れるか、また0.23~0.24ドルの抵抗線を上抜けられるかに左右される。上昇トレンド線が維持されれば、まずは0.28ドルの再試し、その先の反発局面も視野に入る。反対にこの水準を割り込めば、強気シナリオは後退し、市場で示されている下値目標が改めて意識されそうだ。

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