画像=Cardano(ADA)

Cardano(ADA)は長期サポート帯で反発を試しているものの、本格的なトレンド転換を確認するには0.594ドルの回復が必要だとの見方が出ている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが21日(現地時間)に報じたところによると、ADAは6月に0.13〜0.15ドル台まで下落した後、足元では0.22ドル前後への戻りを試している。

ただ、月足ベースの流れはなお弱い。ADAは複数年にわたって意識されてきた下落抵抗線を依然として下回って推移している。この抵抗線は、2021年に付けた3ドル超の高値を起点に、その後の各サイクル高値を結んだものとされる。2025年に約1.20ドルまで持ち直した局面でもこの水準を突破できず、その後は再び下落基調に戻った。

当面の焦点となるのは0.594ドルだ。現在値からこの水準に到達するには約166%の上昇が必要となる。0.594ドルを回復できれば、数年続いた下落トレンドに変化が生じ始めたことを示す最初の実質的なシグナルになり得るという。

一方で、さらに上の価格帯を現時点でそのまま目標値とみるのは難しい。0.91ドル近辺は過去に売買が集中した価格帯と重なり、1.49ドルは長期レンジの上半分に当たる。いずれも、ADAが安定した回復基調を固め、長期の下落抵抗線を上抜けた後に初めて本格的な上値の節目として意味を持つ水準だとしている。

テクニカル指標も、明確な強気転換を裏付けるには至っていない。月足の相対力指数(RSI)は40.9で、平均線の41.8と中立水準の50をいずれも下回った。一方、ストキャスティクスRSIは22と15近辺にあり、底打ちからの反発を示唆する動きもみられる。もっとも、こうした初期シグナルだけでは不十分で、実際の価格回復が伴う必要があるとの見方だ。

出来高分布を見ると、現値の下には過去の売買が集中した価格帯がある。なかでも0.13〜0.15ドルは重要な下値支持線と位置付けられた。買い方がこの水準を維持できれば長期的な底入れ期待をつなぎやすいが、下抜ければ追加的な下落圧力が強まる可能性がある。

今後の焦点は、まずこの支持線を維持できるかどうか、そのうえで回復局面に移行できるかどうかにある。0.13〜0.15ドル台を守ることで底打ちシナリオは維持されるが、長期の下落構造が和らぎ始めたと判断するには、0.594ドルの回復が不可欠だとみられている。

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