XRPが直近の下落局面で底を打ったかどうかを見極めるうえで、1.65ドルの突破が重要な節目になるとの見方が出ている。目先では1.27ドルの支持線を維持できるかが焦点で、上値には複数の抵抗線が控えている。
ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが22日(現地時間)に報じたところによると、アナリストのキャシー・トレイズはX(旧Twitter)への投稿で、XRPの主要な抵抗線として1.65ドルを挙げた。同氏は、この水準に到達するだけでは不十分で、明確に上抜けて初めて直近安値を底と判断できると説明した。
XRPは9月に1.65ドル近辺で上値を抑えられ、その後は足元で1.33ドル前後で推移している。下値の重要な支持線は1.27ドルで、短期のフィボナッチ・リトレースメント0.618と、エリオット波動理論における第2波の目安が重なる水準とされる。
同氏は、XRPがこの支持帯で下ヒゲを付けた後に反発した点を、底打ちのシグナルとみている。その後、価格は1.3040ドル付近の最初のフィボナッチ抵抗線を上回り、1.33ドル台を回復した。ただ、底入れの過程は一度では終わらない可能性があり、本格的な回復に入る前に1.27ドルの支持線を複数回試す展開もあり得ると指摘した。
テクニカル指標も、明確なトレンド転換を示す段階には至っていない。相対力指数(RSI)は42.50前後と中立線の50を下回っている。直近安値からの持ち直しで弱気圧力はいくぶん和らいだものの、価格は従来のレンジ相場の下限付近にとどまっている。足元ではトレンドラインの収束もみられるという。
上値の節目としては、1.35ドル、1.41ドル、1.46ドル、1.53ドル、1.58ドルの各水準が中間的な抵抗線として意識される。XRPが1.65ドル突破を試すには、これらの水準を順に上抜いていく必要がある。
同氏はエリオット波動の観点からも、1.65ドルの突破を第2波の調整終了を確認する条件に位置付けた。これを上抜ければ、下位波動における第3波の上昇が進み、2.40ドルが次の目標になるとの見方を示した。さらに上昇局面が強まれば、史上最高値(ATH)の更新を試す可能性にも言及した。
一方、直近安値を下回れば、追加下落の余地も残る。チャート上の次の支持帯は1.08〜1.10ドルで、さらに深い下落局面に備えた需要帯として0.87ドルも示された。
短期的には1.27ドルの支持維持が重要で、トレンド転換を見極めるうえでは1.65ドルを明確に上抜けられるかが最大のポイントとなる。支持線を守って反発が続いたとしても、底打ち確認にはなお上値抵抗の突破が必要だ。