ビットコイン現物ETFの資金フローが改善した。写真=Shutterstock

ビットコイン現物ETFへの資金流入が持ち直している。3営業日連続で純流入を記録し、10月累計の資金フローも純流入に転じた。直近2週は流出が続いていたが、足元では主力銘柄を中心に資金が戻っている。

Cointelegraphが22日(現地時間)に報じたところによると、同日のビットコイン現物ETFへの純流入額は5億2800万ドル(約792億円)だった。20日の5億2660万ドル(約790億円)、21日の2300万ドル(約35億円)に続き、3日連続の純流入となった。

この3営業日の純流入額は計10億8000万ドル(約1620億円)。これを受け、10月累計の資金フローは4億6100万ドル(約692億円)の純流入へ転じた。年初来の累計純流入額は13億4000万ドル(約2010億円)に拡大した。

銘柄別では、BlackRockのiShares Bitcoin Trust(IBIT)が2億3500万ドル(約353億円)と最も多く流入した。FidelityのWise Origin Bitcoin Fund(WBTC)も約2億1300万ドル(約320億円)の純流入を記録した。

大手資産運用会社の主力商品に資金が戻ったことで、弱含んでいたETFの需給環境にも改善の兆しが出ている。

ビットコイン現物ETFは先週に2億2800万ドル(約342億円)、前週に6億8100万ドル(約1022億円)がそれぞれ純流出となり、2週連続で資金流出が続いていた。今回の3営業日連続の純流入により、こうした流出基調はいったん和らいだ格好だ。

アルトコインの現物ETFでも、資金フローは小幅ながら改善した。イーサリアム現物ETFは5営業日連続の純流出の後、1500万ドル(約23億円)の純流入に転じた。

ソラナ現物ETFも13営業日連続の純流出を経て、約58万5000ドル(約8800万円)の純流入となった。XRP現物ETFにも約70万9000ドル(約1億600万円)の純流入が入った。

市場では、ビットコイン価格の反発とETFへの資金流入が同時に進んだ点に関心が集まっている。ビットコイン現物ETFは10月累計で約4億6100万ドルの純流入となり、月初の不振を大きく取り戻した。

一方、ビットコイン価格は同日、日中に8万4777ドル(約1272万円)まで上昇した後、8万1200ドル(約1218万円)前後まで押し戻され、上昇分の一部を失った。

今後の焦点は、この資金流入が継続するかどうかだ。直近2週間で2億2800万ドル、6億8100万ドルの流出が続いていただけに、今回の3営業日連続の純流入が一時的な戻りにとどまるのか、それとも基調転換につながるのかが、ETF市場の次の方向性を左右しそうだ。

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