Apple初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」が23日に国内発売される。iPhoneシリーズで最も高価なモデルとなる一方、カメラ構成や生体認証など一部仕様はiPhone 18 Proに及ばないとの見方もあり、購入前に確認すべき点は少なくない。
米ITメディアEngadgetは20日(現地時間)、iPhone Duoの購入前にチェックすべきポイントとして、カメラ、生体認証方式、アプリの最適化、アクセサリー互換性などを挙げた。折りたたみディスプレイの採用で使い勝手が変わるうえ、従来のiPhoneにあった一部機能が省かれているためだ。
最も大きな違いの一つがカメラだ。iPhone Duoは背面にメインカメラと超広角カメラを備えるが、望遠カメラは搭載しない。
4800万画素のメインセンサー画像を切り出すことで2倍の光学相当ズームには対応するものの、専用の望遠カメラを備えるiPhone 18 Proとは差がある。フロントカメラは1200万画素で、最新iPhoneの1800万画素仕様より低い。メインレンズの可変絞りも省かれた。
生体認証も従来機とは異なる。iPhone DuoはFace IDではなく、側面ボタン一体型のTouch IDを採用した。アクションボタンは非搭載となる一方、カメラコントロールは維持される。
アプリ対応も発売初期の使い勝手を左右しそうだ。AppleはiOS 27を折りたたみ画面向けに最適化しており、画面形状に応じてアプリのレイアウトが切り替わる。
ただ、サードパーティー製アプリは各開発元の対応が必要になる。Netflix、Zoom、Slackは発売日に合わせてアップデートを提供するが、一部アプリでは当面、表示が引き伸ばされたり、黒い余白が出たりする可能性がある。
アクセサリーの追加費用も無視できない。AppleのiPhone Duo専用ケースは11万9000ウォン(約1309円)、スタンド内蔵の「Duo Folio」は19万9000ウォン(約2189円)で販売される。
電源アダプターも別売りだ。Appleによると、iPhone Duoは最大60W出力に対応し、40Wのダイナミック電源アダプターを使用した場合、約20分でバッテリーを50%まで充電できる。実際の充電時間は利用環境や設定によって変動する可能性がある。
Apple Pencilへの対応時期と互換性にも注意が必要だ。iPhone Duoは初めてApple PencilをサポートするiPhoneだが、実際に利用できるようになるのは年内のソフトウェアアップデート後となる。
対応するのはUSB-C Apple Pencilのみで、Apple Pencil(第2世代)とApple Pencil Proは利用できない。
iPhone Duoは、単に「初の折りたたみiPhone」という話題性だけで選べる製品ではない。高価格帯の新モデルである一方、カメラ、生体認証、アプリ対応、アクセサリーや周辺機器の条件など、従来のiPhoneとは異なる前提が多く、これらが購入判断のポイントになる。