Naverは22日、京畿道城南市の本社ビル「Naver 1784」で、エンターテインメント業界向けイベント「Naver Entertainment Day 2026」を開催したと発表した。K-POPアーティストのプロモーションを念頭に、Naver MapやCHZZK、Webtoonなど若年層の利用が多い自社サービスと、デジタル屋外広告(DOOH)を組み合わせた広告戦略を紹介した。
イベントは、Naverの公式パートナー企業Glink Mediaと共同で実施した。SM、JYP、YGなど韓国のエンターテインメント業界関係者が参加した。
会場では、Naver Map、CHZZK、Webtoon、KREAM、Clipといった10〜20代の利用比率が高いサービスを、アーティストのマーケティング施策に生かす方法を説明した。
あわせて、バーチャルプロダクションスタジオ「Vision Stage」をはじめ、エンターテインメントIPに合わせた広告・ブランディング施策、DOOH、ClipやCHZZKなどのコンテンツサービスの活用事例も紹介した。
主要事例として、AIベースのDOOHソリューション「Adboost Screen」の活用戦略も取り上げた。
Adboost Screenは、映画館や電光掲示板、公共交通機関、コンビニエンスストア、エレベーターなどのオフライン媒体に広告を配信するソリューションだ。Naverによると、韓国全国17の広域自治体に設置された35万9000台のデジタル媒体を活用できるという。
2026年には、IVEやRESCENEのカムバック施策でも、Adboost ScreenとNaverのサービス・広告商品を組み合わせたキャンペーンが活用された。
RESCENEは7月、デジタルシングルの告知を目的に、Naverのエンタメタブなど主要モバイルサービスを中心に約2週間のキャンペーンを実施した。Naverによると、この期間の検索結果での表示回数とクリック数は、平均比でそれぞれ1.8倍、1.6倍以上に増加した。
Naverは今後、DOOHでアーティスト関連情報を訴求した後、検索やCHZZK、Clipへとユーザー導線をつなぐ統合型マーケティングを、エンターテインメント企業向けに拡大していく方針だ。
Naverのイ・ジョンミン収益化部門長は「エンターテインメント業界の広告主とともに成長する戦略を議論した」としたうえで、「メディアコンテンツ技術とサービスを基盤に支援を拡大していく」と述べた。