Appleの新型スマートフォン「iPhone Duo」に、片手操作を補助する新たな「リーチアビリティ」機能が年内に追加される見込みだ。発売時点では利用できず、年内のソフトウェアアップデートで対応すると、9to5Macが21日(現地時間)に報じた。
報道によると、iPhone Duoは10月23日に発売される予定。ただ、Appleが準備している新しいリーチアビリティ機能は、発売時には搭載されないという。
リーチアビリティは、2014年に発売されたiPhone 6とiPhone 6 Plusで初めて導入された機能だ。画面上部の項目を操作しやすくするため、インタフェース全体を下方向へ移動させる。
iPhone Duo向けの新機能は、従来のようにUIを縦方向へ移動させるのではなく、横方向に動かす方式になるとされる。画面の左右端にある要素へ指が届きにくいユーザーの操作を補助する狙いがある。
背景には、iPhone Duoの画面幅の広さに対する操作性への懸念がある。外側と内側の両ディスプレイはいずれも従来のiPhoneより幅広く、片手で扱いにくいとの指摘が出ていた。インタフェースの配置が右利きのユーザーに有利だとの見方もあるという。
米IT業界の専門家は、iPhone Duoの2つのディスプレイが他のiPhoneより広い点を、一部ユーザーにとって懸念材料になり得ると指摘した。別の関係者も、製品レビューを通じて右利き中心のインタフェース設計を確認したと伝えられている。
新たなリーチアビリティは、iPhone Duoの広い画面に伴う操作上の不便をソフトウェアで補う役割を担うとみられる。もっとも、左右端の操作のしづらさをどこまで軽減できるかは、実際の提供後に見極める必要がありそうだ。