韓国のショートドラマアプリ市場で、8月のアプリ内課金売上が過去最高を更新した。Sensor Towerが22日に公表したデータによると、8月の課金売上は前月比で約28%増加した。売上上位5アプリのうち4つを海外勢が占め、韓国市場でも海外事業者の存在感が強まっている。
2026年年初来の韓国市場のアプリ内課金売上ランキングでは、「NetShort」が首位。「DramaBox」「DramaWave」が続いた。韓国勢では「Beglue」が4位、「FlickReels」が5位に入った。
上位5アプリのうち4つを海外勢が占めており、収益面では海外事業者が上位を主導する構図となった。
韓国勢ではBeglueの伸びが目立った。Beglueは8月、サービス開始以来で2番目の高水準となる月間アプリ内課金売上を記録した。
Beglueの収益源は韓国内に偏っていない。年初来の世界全体のアプリ内課金売上に占める韓国の構成比は40.5%で、米国が17.7%、日本が11.6%。海外市場の合計は59.5%に達した。
ユーザー層にも違いがみられた。1〜9月のBeglueにおける18〜34歳のユーザー比率は53.7%で、比較対象とした海外4アプリの平均である約35.5%を18.2ポイント上回った。
アプリとWebの併用率も高かった。BeglueはWebのみの利用が32.9%、アプリとWebの併用が9.6%で、比較対象の5アプリ中で最も高かった。
一方、DramaBoxはアプリのみの利用が99.2%だった。DramaWaveとNetShortもそれぞれ90.1%、83.2%で、アプリ中心の利用傾向が鮮明だった。
エンターテインメントアプリ市場におけるショートドラマアプリの収益寄与も拡大している。2026年1〜9月のエンターテインメントアプリのアプリ内課金売上上位10本には、ショートドラマアプリが2本入った。構成比は9.4%だった。