画像=Cafe24

Cafe24は10月22日、自社ショッピングモール向けソリューションに「WebMCP」を適用したと発表した。Cafe24で構築した全てのモールが対象で、D2C事業者は追加開発や個別連携なしに、AIエージェントを活用した購買支援へ対応できるとしている。Cafe24によると、国内コマースプラットフォームでの適用は初めてという。

WebMCPは、Webページ上の機能をAIエージェントが直接実行できるようにする連携方式だ。定義済みの機能を指定の入力形式で呼び出せるため、処理の速度と精度を高められるという。AIが画面上のボタンや入力欄を読み取って操作する従来方式とは異なるとしている。

Cafe24は、商品検索から購入、注文確認までの流れで必要となる11機能を提供する。具体的には、商品検索と詳細情報の確認、オプション・数量の選択、カートへの追加・確認・数量変更・削除、単品の即時購入と注文画面への遷移、注文一覧・詳細の確認などを含む。各モールが個別に実装するには負担の大きい技術対応を、プラットフォーム側の標準機能として提供する形だ。

例えば、消費者がAIに「5万ウォン以下の運動靴を探して」と依頼すると、条件に合う商品が検索・表示される。その後、「270mmの在庫を確認して」「カートに入れて」「この商品を注文して」といった指示に応じて、AIエージェントが必要な機能を順次実行する。操作結果はモール画面にリアルタイムで反映され、購入段階に応じて関連ページへ自動で遷移するため、利用者は進行状況を画面上で確認できるという。

同機能は現在、AIエージェントがWebページの機能を直接実行する「ブラウザーAI」環境で利用できる。対象はChatGPTデスクトップアプリの内蔵ブラウザーで、ChromeではWebMCP対応の拡張機能を導入し、開発者設定を行うことで試用できる。ログインと最終決済は利用者が自ら行う必要がある。

Cafe24はこれに先立ち、OpenAIの「Apps in ChatGPT」向け専用アプリの提供も始めている。今後はAIサービスと自社モールの連携機能をさらに強化する方針だ。

イ・ジェソク社長は「AIが商品を推薦する段階を超え、実際の購買プロセスに参加することで、オンライン事業者にも新たな事業機会が生まれている」とコメント。「Cafe24は、技術変化のスピードや事業規模にかかわらず、誰もが新しいコマース環境の中で事業を成長させられるよう支援していく」と述べた。

キーワード

#Cafe24 #AI #AIエージェント #WebMCP #D2C #エージェンティックコマース #ChatGPT #Chrome
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.