Teslaは21日(現地時間)、2026年7〜9月期決算を発表した。純利益は前年同期比43%減の7億8700万ドルとなった。一方、カリフォルニア州のフリーモント工場では、ヒューマノイドロボット「Optimus」の生産を始めた。
同社が株主向け書簡で明らかにした。フリーモント工場のラインで生産した機体は、同社として初めての量産品質水準の製品だとしている。
ただ、Optimusの生産開始は足元の減益を補うには至らなかった。売上高は280億4000万ドルで、2025年7〜9月期の280億900万ドルから微減。前四半期の282億3000万ドルも下回った。
純利益は7億8700万ドルで、前年同期の13億7000万ドルから大きく落ち込んだ。TechCrunchによると、OptimusやAI、自動運転分野への投資拡大で費用負担が膨らんだほか、規制クレジット販売の減少も収益を圧迫したという。
主力の電気自動車事業も伸びを欠いた。EV売上高は200億ドルで、前年同期とほぼ同水準だった。7〜9月期の納車台数は48万6532台と前四半期比では約6000台増えたものの、前年同期は下回った。
太陽光発電とエネルギー貯蔵事業の売上高は28億ドルで、前年同期比16%減となった。Teslaは、関税に関連する顧客への還付が影響したと説明している。
一方、自動運転支援ソフトのサブスクリプションなどを含むサービス部門の売上高は46億ドルと、1年前に比べて33%増加した。
それでも、サービス部門の伸びではOptimusとAI関連プロジェクトへの支出増を吸収しきれなかった。「サービスおよびその他」部門の四半期粗利益は7億3400万ドルと過去最高を更新。Teslaは、この部門が全社の黒字維持を下支えしたとしている。