新たに有効化されたXRPウォレットが20日、単一取引で8231万4668XRPを受領した。移転額は約1億600万ドルに達し、市場ではBinance関連ウォレットを介した資金管理や再配置の可能性に注目が集まっている。The Crypto Basicが報じた。
オンチェーンデータによると、アドレス「r3p…ybc」は20日に8231万4668XRPを受け取り、新たに有効化された。その後、約12時間が経過した時点でも同アドレスには同量のXRPが残っており、外部への流出は確認されていない。
送金元のアドレス「rN1…8uo」も大量のXRPを保有している。同アドレスは8231万4668XRPを送金した後も、約1億4270万XRPを保有しており、同日時点の価値は約1億8400万ドルに相当した。今回の取引は、このウォレットにとって2025年5月20日以降で初めて確認された外部向け送金でもある。
取引履歴を見ると、同アドレスはこれまでも複数回にわたり大口のXRPを移動してきた。2025年11月に10XRPを送金し、その10日後には7300万XRPを移転。さらに同年12月4日に5960万XRP、12月12日に7390万XRPを追加で送った。2026年に入ってからも7300万XRP前後の大口移転が続いており、今回の動きも、相互に関連するウォレット間で数カ月にわたって進んできた大規模なXRP再配置の流れに連なるものとみられる。
市場では、これらのウォレットを実際に管理している主体に関心が集まっている。上位アドレスの「rpx…ZY1」は、取引所関連ウォレットによって有効化されたとみられている。このため、Binanceを通じて資金を管理するXRP大口保有者の可能性に加え、Binance側がウォレット間で資金を再調整した可能性も指摘されている。
もっとも、いずれも現時点では確認された事実ではない。取引所関連アドレスであることだけをもって取引所保有と断定することはできず、アドレス間の移動そのものも直ちに売買を意味するわけではない。
今回の移動は、足元で続くXRPの大口資金移動とも重なる。9月11日には、100万XRP超の取引を通じて約1億6500万ドル相当のXRPが移動し、2026年2月末以降で最大規模の日次記録と集計された。今回の8231万4668XRPの移転は、こうした大口移動の事例に新たに加わった形だ。