画像=Rippleのステーブルコイン「Ripple USD(RLUSD)」(Ripple公式Webサイトより)

Rippleの米ドル連動ステーブルコイン「RLUSD」が、トルコの暗号資産カストディプラットフォーム「Inveo Kripto」で取扱開始した。モバイルアプリ、Web、店頭取引(OTC)に同時対応し、個人投資家と機関投資家の双方に取引機会を広げる。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが20日(現地時間)に報じた。報道によると、RLUSDがトルコで銀行カストディを採用するプラットフォームを通じて流通するのは今回が初めてという。

Inveo Kriptoは、モバイルアプリ、Webプラットフォーム、OTCサービスでRLUSDの取扱いを始めた。これにより、トルコの個人・機関投資家は複数のチャネルを通じてRLUSDを売買できるようになった。

個人投資家はモバイルアプリとWebからRLUSDを取引できる。一方、機関投資家を含むプラットフォーム事業者は、Inveo KriptoのOTCサービスを通じてRLUSDの流動性にアクセスできる。銀行カストディを基盤に、個人向けと機関向けの両方を同時にカバーした点が今回の特徴だ。

Rippleにとっては、今回の連携がRLUSDの流通網拡大につながる。トルコ市場での投資家基盤の拡大に向けた足場固めともいえる。Inveo Kriptoも主要サービスにRLUSDを組み込み、取扱開始に踏み切った。

RLUSDの活用範囲が広がる可能性もある。Inveo Kriptoが個人・機関投資家に加え、他のプラットフォームにも流動性を提供することで、RLUSDへのアクセス性は高まる。トルコ国内での売買にとどまらず、決済やデジタル資産の清算用途への展開も期待されるとしている。

もっとも、今回の対応が実利用の拡大に直結するかはなお見極めが必要だ。個人投資家の継続的な売買需要と、機関投資家の流動性需要の双方が伴って初めて、現地市場への定着が進むためだ。決済やデジタル資産の清算分野への広がりには、取引チャネルの確保に加え、関連サービスとの連携も課題となる。

Rippleは足元でグローバルの主要企業との提携を広げ、エコシステム拡大を進めている。今回のInveo Kriptoとの連携も、RLUSDの国際的な流通網拡大の一例といえそうだ。トルコでモバイル、Web、OTCの各チャネルがそろったことで、今後はRLUSDの現地取引規模と機関投資家需要の伸びが焦点となる。

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