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米資産運用会社UMB Private Wealthが、米証券取引委員会(SEC)に提出した2026年7〜9月期の13F報告で、Franklin XRP ETF(XRPZ)の保有を開示した。XRP現物ETFへの資金流入が続く中、伝統的な金融機関による組み入れが広がっていることを示す動きといえそうだ。

20日、ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」によると、UMB Private Wealthは9月30日時点で10万316ドル相当のXRPZを保有していた。

今回の開示により、UMB Private Wealthは、ETFを通じてXRPに投資している金融機関の一社であることが明らかになった。ただ、13F報告だけでは、自己勘定による保有か、顧客資産としての保有かは判別できない。

13Fは、運用資産が1億ドルを超える資産運用会社に対し、四半期ごとの保有証券の開示を求める制度。UMB Private Wealthは2026年7〜9月期の保有銘柄としてXRPZを記載し、9月30日時点の時価総額を10万316ドルとした。

Franklin Templetonは2025年11月24日、ニューヨーク証券取引所のNYSE ArcaにXRPZを上場した。同ETFはXRP現物を組み入れる商品で、CME CF XRP-米ドル基準価格に連動する。投資家はトークンを直接保管することなく、上場商品を通じてXRP価格へのエクスポージャーを確保できる。

資金流入の面でも需要は拡大している。XRPZは2026年7〜9月期に9064万ドルの純流入を記録した。9月初旬時点の累計流入額は約4億7300万ドル、直近12カ月の純流入は約3億200万ドルだった。純資産は3億9200万ドルで、ポートフォリオはXRPが100%を占める。発行済み株式数は1345万株、取引価格は14.48ドル。直近12カ月の価格帯は12.38〜26.09ドルだった。

他の金融機関でも保有が確認されている。Advisornet Financialは2026年7〜9月期の13F報告で、XRPZを1万2380株保有していると届け出ており、評価額は約17万7800ドルだった。Morgan StanleyはXRPZを6715株、REX-Osprey XRP ETFを255株、Bitwise XRP ETFを67株保有していた。

Bloomberg Intelligenceによれば、2026年4〜6月期の開示では、Goldman SachsのXRP現物ETF保有額は8740万ドルだった。Jane Street GroupやMillennium Managementを上回り、XRP現物ETFでは最大の機関保有例だとしている。

XRP現物ETF全体では、2026年7〜9月期に3億787万ドルの資金を集めた。8月の純流入は1億5918万ドルで四半期中最大となり、9月も約1億2140万ドルが流入した。9月初旬時点の累計純投資額は約16億8000万ドルで、このうちXRPZが約4億7300万ドルを占めた。

原資産であるXRPは、7月1日の約1.04ドルから9月30日には1.51ドルまで上昇し、2026年7〜9月期に45%超値上がりした。ETFへの資金流入が相場を下支えした可能性はあるものの、開示資料だけでは、価格上昇のどの程度がETF需要に直接起因するかは判断できない。

今回の13F報告は、XRP現物ETFが伝統的な金融機関のポートフォリオに組み入れられ始めていることを改めて示した。規制下のETFを通じたXRP投資が、実際の資産配分として広がりつつある。

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