韓国投資証券は、三一PwCと連携し、GPU(グラフィックス処理装置)やAIデータセンターを中心とするAIインフラ向け金融を強化する。10月21日、前日の20日に両社がGPUファイナンスに関する戦略的業務協約(MOU)を締結したと発表した。
今回の提携では、GPUインフラ事業の資産特性やキャッシュフロー、資本需要などを分析し、案件の初期段階から投資ストラクチャーの設計や資金調達策の立案を共同で進める。
役割分担として、韓国投資証券は構造化金融と資本市場分野の知見を生かし、GPUインフラ事業に適した金融スキームの設計、資金調達、投資家の開拓を担う。三一PwCは財務・会計・税務のアドバイザリー機能を基盤に、GPU資産の価値評価、事業性の検証、リスク分析を担当する。
具体的な協力分野は、GPUインフラ投資ストラクチャーの設計と財務アドバイザリー、GPU資産の価値評価と事業性の検証、財務・税務デューデリジェンスとリスク分析、資金調達と投資家開拓、AIデータセンターの開発・投資アドバイザリーの5分野。個別案件の投資ストラクチャーや規模は、プロジェクトごとの協議を経て決める。
韓国投資証券は今回の協約を踏まえ、GPUファイナンス分野で新たな案件発掘を進めるとともに、AIデータセンターを含む先端インフラ分野へ金融支援の対象を広げる方針だ。
パク・チョルスPF2本部長は、「GPUを中核とするAIコンピューティングインフラは、グローバル市場で新たな中核投資分野として浮上している。韓国投資証券の強みを生かし、国内AIインフラ産業の成長を積極的に支援していきたい」とコメントした。