米EVメーカーのRivianが、2026年7〜9月期の米国EV販売でTeslaに次ぐ2位に浮上した。新型SUV「R2」と商用電動配送バンの販売拡大が寄与し、前年同期の10位から大きく順位を上げた。
米Electrekが20日(現地時間)に伝えた。調査会社Cox Automotiveの集計によると、Rivianの2026年7〜9月期の米国EV販売台数は1万9239台だった。前年同期の1万3201台から45.7%増え、市場シェアは7.2%となった。
販売増をけん引したのが、新型の中型電動SUV「R2」だ。R2は2026年に発売したモデルで、7〜9月期の販売台数は3456台。既存のR1Sより小型で価格も抑えられており、Teslaの「Model Y」と競合する車種として注目を集めている。
もっとも、伸びを支えたのはR2だけではない。商用電動配送バン(EDV)の販売は同期間に8469台と、前年同期比220.9%増となった。一方で、既存SUVのR1SとピックアップトラックのR1Tは、それぞれ31.8%、27.2%減少した。
首位は引き続きTeslaだった。7〜9月期の米国販売は14万4094台で、市場シェアは54%。ただ、販売台数は前年同期比19.7%減少した。
これまで2位だったChevroletは1万31台にとどまり、Rivianに逆転を許した。ただ、CadillacとGMCを含むGMグループ全体のEV販売は2万5473台で、Rivianを上回った。
米国EV市場全体の販売は、前年同期比39.5%減となった。前年9月に連邦EV購入税額控除の終了を控えて販売が急増していた反動が出た。
一方、Rivianのほか、Toyota、Lexus、Subaruは新車効果を背景に販売を伸ばした。
Rivianは今後、約5万ドルの価格帯となるR2の投入も計画している。車種拡充が中長期的なシェア拡大につながるかが注目される。